()ネタバレを含みます。ドラマを見て確認したいことがあった時などにお役立てください。
ロシアでの213日間におよぶ拘束から解放された後、ドイツ・ラントシュトワールのアメリカ陸軍地域医療センターで治療を受け、体力の回復に努めていたキャリーを、防諜部門のジム・トゥーロが訪ねてくる。解放後に受けたポリグラフの結果から、キャリーがベイルート関連の機密をロシアに漏らした可能性があると考え、尋問にきたのだ。CIAへの復職を望むキャリーはすべて否定するが、拘束中の後半180日間の記憶が曖昧なので自信がもてない。
アメリカ軍をアフガニスタンから撤退させるためカタール・ドーハでタリバンとの和平交渉を進めていたソールは、3週間経っても進展がないことに焦りを隠せないでいる。そこへアフガニスタン副大統領のグロムが「凶悪なテロ集団であるタリバンとの和平など望んでいない」と声明を発表。交渉役として現地に入っていたタリバンの幹部アガ・ジャーンが激怒して引き上げる事態に。
ソールはグロムの声明撤回とアフリカにいる捕虜の解放を約束し、どうにかアガ・ジャーンを踏みとどまらせる。そして交渉決裂を望んでグロムの行動を後押ししているISI(パキスタン軍情報機関)のタスニーム・クレイシに怒りの矛先を向ける。
その頃、マックスはアフガニスタン・コレンガル渓谷のスティードリー前哨基地へ着任。敵の攻撃をかいくぐって国境付近の盗聴器を修理するというミッションを、粘りと技術で成功させる。その後、毎日死と向き合っている若い兵たちからはラッキーボーイ(守り神)として崇められる。
一刻も早く事態の収拾をはかりたいソールは、グロムの声明撤回の切り札として、彼と旧知の仲であるキャリーをCIAカブール支局へ送ることを決意。ジム・トゥーロは反対するが、ソールは「ポリグラフがいつも正しいわけではない」と身も蓋もないことを言ってこれを退け、「今夜発ってくれ」とキャリーに告げる。
カブール支局へ着任したキャリーは、早速、かつての協力者ロシャンとコンタクトを取ろうとするが、その協力者は5カ月前、タリバンに殺害されていた。キャリーはタリバンとロシアのつながりを警戒する一方、ロシアの尋問で協力者の名前を明かしたのかもしれないと考え、涙する。そしてキャリーは、グロムの部屋から出てきた男の姿をみて驚愕する。男はGRU(ロシア連邦軍参謀本部情報総局)の諜報員エフゲニー・グロモフだったのだ。
そんなキャリーの行動は、かつての部下で現在は支局長のマイク・ダンが密かに追っている。彼はジム・トゥーロの忠告を受け、キャリーの通話を盗聴している。










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