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よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ シーズン2 『第10話/ヴァラー・モルグリス』

よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ シーズン2 『第10話/ヴァラー・モルグリス』

よくわかる!ゲーム・オブ・スローンズ【シーズン2】登場人物と相関図
season2の主要登場人物を物語の展開に合わせてエリアや城を軸に紹介!

キングズ・ランディング

つかの間の快哉

よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ シーズン2 『第10話/ヴァラー・モルグリス』

ジョフリーとの婚約が解消され、民衆に背を向けて快哉の笑みを浮かべるサンサ。

意識を取り戻したティリオンは、ポドリックを呼んでブロンかヴァリスに無事を伝えるように命じた。そしてパイセルからタイウィンがスタニスを打ち破ったことと、”王の手”代理を解任されたことを知る。

タイウィン・ラニスターは白馬に騎乗したまま謁見室の広間を突っ切った。鉄の玉座の前でも下馬することなく、”王の手”の任命を受け、若き王を一瞥して引き上げていった。他の者なら斬首ものだが、祖父が相手ではジョフリーも見て見ぬふりをするしかない。

ラニスター家とタイレル家との結束に貢献したピーター・ベイリッシュは、ハレンの巨城(ハレンホール)と三叉鉾河(トライデント)流域の最高責任者に任命された。王の前で跪き「これで私も子を持つ必要ができましたな」と言って聴衆を沸かせたその姿を、ヴァリスは口をへの字に曲げて睨みつける。

援軍としてスタニス討伐に貢献した”花の騎士”ロラス・タイレルは、「望むがあれば何でも与えよう」と言ったジョフリーに妹マージェリーと結婚していただきたいと言って膝を折った。

王妃の座に執着するマージェリーは、溢れんばかりの勇気と知恵を持つあなたをずっと愛していたと言ってジョフリーを喜ばせる。ジョフリーが芝居じみた言葉を使い、いかにも申し訳なさそうにサンサ・スタークと婚約していることを告げると、サーセイとパイセルは予定通りサンサとの婚約はなかったことにできると明言。サンサは謀反人の娘であり、婚約を結んだのはスターク家が謀反を起こす前だから、というのがその理由だった。

それを聞いたジョフリーは、その場でマージェリーとの結婚を承諾。聴衆の前では打ちひしがれたように全身で哀しみを表現していたサンサは、心の中で快哉を叫び、笑いそうになる。これでやっとジョフリーから解放されるのだ。

ベイリッシュは、そんなサンサを呼び止めて忠告する。「ジョフリーはこれからもあなたを殴るし、女になったあなたは今までとは違う方法で痛めつけられる。ジョフリーはあなたという玩具を手放しません」と。

そして、キャトリンは姉のような存在だと安心させてこう持ちかける。
「彼女のためにもあなたを家に帰してあげましょう」
キャトリンとの繋がりを失いたくないベイリッシュもまた、サンサを手放せないのだ。

ヴァリスはマントで顔を隠して娼婦のロスに合う。彼女がベイリッシュに仕えていることを知っているヴァリスは「彼を忘れて私のために動いてほしい。私は彼の弱みを知っている」と持ちかける。

守るべきもの

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獅子奮迅の活躍で王都を救ったにもかかわらず城の隅の雑部屋に追いやられたティリオン。顔に深い傷を負い「小鬼が怪物になった」と自嘲するが、シェイとの絆はさらに深くなる。

ティリオンを見舞ったヴァリスは、戦場でマンドン・ムーアに襲われたのはサーセイがそう命じていたからだと教える。また、ブロンは王都の守人(シティ・ウォッチ)の指揮官ではなくなり、山賊たちはタイウィンが大金を渡して山へ帰したという。今、ティリオンを守る者はポドリック以外にいない。ヴァリスは今回の戦いは見事だったと称え、シェイを残してポドリックととも部屋を出る。

シェイはティリオンが止めるのも構わず包帯を外し「めちゃくちゃね」と嘆く。小鬼が怪物になったから金を今までの倍払うと言われたシェイは本気で怒り、戦いはあなたに向いていないからペイロンにいって気ままに生きようと誘う。

しかしティリオンは「一緒に行きたいが、俺は悪い奴らを扱うのが得意だ。奴らを出し抜いて生きるのが楽しいし好きなんだ」と答える。

シェイは「私たちはお互いのもの」と言って、傷だらけの顔で涙ぐんでいる男をきつく抱きしめた。

三叉鉾河(トライデント)

”ヴァラー・モルグリス”

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アリアに3つの借りを返したジャクエン・フ=ガーは別の顔になって去った。

船を止めて陸へ上がったブライエニーは、樹木に吊されている遺体を埋葬するため、ジェイミーを木に縛りつけようとする。
そこを通りかかった衛兵だちがジェイミーを見て「ギングスレイヤーに違いない」といって執拗に絡んでくるので、ブライエニーは剣で黙らせる。そして吊された遺体を乱暴に下ろした。

ハレンの巨城(ハレンホール)を脱出し、ジェンドリー、ホット・パイと一緒に北へ向かっていたアリアは、ラニスターの鎧を纏ったジェクエン・フ=ガーが崖の上に立ってこちらを見ていることに気付く。

アリアはさっそく衛兵を倒した方法について聞く。「知りたければ私と一緒に狭い海(ザ・ナローシー)を渡り、ブレーヴォスまで来い」とジェクエン。ブレーヴォスは剣の師匠だったシリオ・フォレルがいた町なので、アリアは親近感を覚えるが、今やるべきことは家族を探して会うことだった。

「行けない」と答えたサンサに、ジェクエンは一枚のコインを渡して言った。
「また私が必要になったら、それをブレーヴォス人に渡して言いなさい。”ヴァラー・モルグリス”」と。

アリアは”ヴァラー・モルグリス”と復唱し、行かないでほしいと願った。
彼は「ジェクエンはもう死んだ」と言って振り向いた。
そこにあったは見たことのない別人の顔だった。
「さらばだ、アリア・スターク」
ジェクエンだった男は、静かに去っていった。

リヴァーラン城

約束よりも愛

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キャトリンはエダードとの出会いと結婚を持ち出して説得したがロブは聞き入れず、愛するタリサと結婚した。

ウォルダー・フレイとの約束よりも愛が大事――。タリサのことを話したロブに、キャトリンはウォルダー・フレイを怒らせるのは得策ではない、長年かけて少しずつ育んでいく愛もある、そこから強い絆も生まれると説得する。エダードとの結婚がそうであったように。
しかしロブは「父上はもういないし、あなたに私をとがめる権利はない」と言って話を終わらせる。

そして、ロブとタリサは二人だけで式を挙げた。

ドラゴンストーン城

運命を弄ぶ女

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『光の王』(ロード・オブ・ライト)の加護などなかったと嘆き怒りをあらわにするスタニスに「戦はまだ始まったばかりです」とささやき、洗脳を続けるメリサンドル。

炎の神を信じて戦い、大勢の部下が焼かれて死んだ。タイウィンとタイレルの奇襲を読むこともできなかった。大敗を喫して逃げ帰ったスタニス・バラシオンは「おまえを信じてこうなったんだ」とメリサンドルを責める。
メリサンドルはすべてをみたわけではないと自己弁護し、一度の負けで降参するのかと言い返す。頭に血が上ったスタニスはメリサンドルの首に手をかけて聞く。
「神はどこだ?」

スタニスが手を離すとメリサンドルは彼の体に手を這わせながらささやく。
「戦はまだ始まったばかり。あなたの命令で何千人も死ぬ。あなたは部下たちを裏切り、家族を裏切る。でも価値はある。あなたは炎の息子で光の戦士なのだから――」

スタニスは落ち着きを取り戻し、メリサンドルに手を引かれて、燃えさかる燭台の炎を見つめる・・・・・・。
「見えますか?陛下」
「見える」

ウインターフェル城

北へ

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「冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)として生きる道もある」というルーウィンの忠告を聞き入れず、戦うことを決断したシオンだったが・・・・・・。

黒煙を上げて焼け落ちたウィンターフェル城を出て、ブランたちは”壁”を目指して北へ向かう。

ルース・ボルトンにウインターフェル奪還の命を受けてドレッドフォードからやってきたラムジー・スノウの軍に包囲されたシオン・グレイジョイは炎の前で不安な夜を過ごしている。父ベイロンからの頼りはなく、飛ばせる使い鴉も残っていない。全部殺してしまったからだ。

誓約によってそんなシオンに仕えているメイスター・ルーウィンは「20人では勝ち目がないから逃げなさい」と進言。シオンがそれはできない、恥だと答えると今度は冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)になるという道もあると教示。いざという時、城主が逃げられる隠された道があるので少しの運があれば、壁までたどり着けるかもしれないと言う。

結局、シオンは戦って死ぬ道を選択し、翌朝、20名の部下を前に気勢を上げる。しかし彼らが戦場に出ることはなかった。シオンは後ろからワーラグに殴られて気を失い、メイスター・ルーウィンも槍を受けて倒れてしまった。

地上に出たブランたちが見たものは、形あるものがすべて焼き尽くされ廃墟と化したウインターフェル城だった。馬や民の死体も黒焦げになって転がっており、黒い煤にまみれながら駆け寄ってきた大狼(ダイアウルフ)のサマーとシャギードッグだけが生を感じさせた。

森へ行ってみると、メイスター・ルーウィンが心の木にもたれかかって座っていた。腹部から出血しており、瀕死の状態といってよかった。ルーウィンはブランに「”壁”へ行き、ジョン・スノウに合って無事でいることを母に伝えなさい」と行った。

オシャは芥子の汁があればまだ助かるのではないかと考えたが、ルーウィンは首を振り、オシャの短刀を指して「ひと思いに頼む」と言った。

クァース

暴かれた嘘

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中には何も入っていない巨大な金庫が、大嘘つきの商人ザロ・ゾアン・ダクソスと裏切り者の侍女ドリアの棺桶になった。

黒魔道士のパイアット・プリーが待つ”不死者の館”へ乗り込んだデナーリスは、今はなきカール・ドロゴとこの世に生まれて来ることのなかった息子レイゴの幻を見せられても動じることなく対峙。

ドラゴンの前では黒魔術の効果が飛躍的に高まるとはしゃぐパイアット・プリーに一時は鎖で繋がれてしまうが、デナーリスが名を呼ぶと3頭のドラゴンは炎を吐き、鎖もろとも黒魔術師を焼いた(めちゃ弱い・・・・・・)。

ドラゴンを取り戻したデナーリスは、ジョラー・モーモントとジョゴを従えてザロ・ゾアン・ダクソスの宮殿へ行き、寝込みを襲って巨大金庫を開けさせた。

中が空っぽだとわかると、贅沢な暮らしに目がくらんで仲間を裏切った侍女のドリアと一緒にザロ・ゾアン・ダクソスを閉じ込め、宮殿に残っている宝石と金をすべて手に入れた。

霜の牙(フロストファング)

クォリンの決断

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野人たちの”壁”への侵攻を止めるには、ジョン・スノウを”二本指(ハーフハンド)”を倒した男としてマンス・レイダーに会わせ、信用を得る必要があった。大義のためにクォリンは命を捨てたのだ。

野人たちが集まっている谷まであとわずかのところまで迫った。このままではマンス・レイダーの前でジョン・スノウと生死を賭けて戦うことになると知っているクォリンは、後ろにいた野人から剣を奪い、腰のロープを切って、ジョン・スノウに襲いかかった。
「おまえ、マンス・レイダーを黒の城(カースル・ブラック)に招待する気だな!?」

クォリンは芝居だと悟られないように、イグリットからロング・クロウを受け取ったジョンに渾身の力を込めて剣を打ち込み、言葉でもジョンを攻撃した。
「裏切り者め!その剣は謀反人の親父に習ったのか?それとも娼婦の母親か!」
腹の底から響くようなうなり声を上げて剣を浴びせるジョン。一進一退の攻防は、剣の差によって決着した。ロング・クロウがクォリンの剣を折ったのだ。

クォリンはジョンの突きをその身体で受け止め「俺たちは・・・・・”壁”の見張り人だ」と言って雪原に倒れ、絶命した。
クォリンの意図を理解していたイグリットは周りを見渡して言った。
「マンスに言いな。こいつが二本指(ハーフハンド)のクォリンを殺したって」

鎧骨公(ロード・オブ・ボーンズ)はジョンの手首を縛っていたロープを切り、クォリンの亡骸を燃やせと指示。
「また会いたくはないだろう」
――これで本当によかったのか。
混乱するジョンにイグリットが言う。
「”壁”の向こうの王に会う時がきた」

最初の人々の拳

3回目の角笛

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ジリとの再会を待ちわびるサムの目に映ったのは青い眼をしたホワイト・ウォーカーだった。

サムとグレン、エディソン・トレッドの3人が燃料代わりする動物の糞を集めていると、角笛が3回鳴った。ホワイト・ウォーカーが現れたのだ。慌てるあまり何度も転び、一目散に逃げるグレンとエディソンに置いていかれるサム。

ひとまず岩影に身を隠すが、青い眼をしたホワイト・ウォーカーが迫ってきて、サムは観念して目を閉じる。

よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ シーズン2 『第10話/ヴァラー・モルグリス』地図と登場人物


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