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season1では家系で分けましたが、season2は物語の展開に合わせて城やエリアを軸に紹介します。
モノクロ写真はseason2スタート時に死亡している主要登場人物です。
キングズ・ランディング

ロバート・バラシオン
(マーク・アディ)
前・七王国の王。三叉鉾河(トライデント)の戦いでレイガー・ターガリエンを打ち負かして勇猛な騎士として名をあげたが、鉄の玉座を勝ち取ってからは酒と女に溺れ、ラニスター家の資金なくしては財政が立ちゆかない王都にしてしまった。狩りに出かけ、巨大イノシシの牙を受けて死去。七王国に数え切れないほとの落とし子を残した。

エダード・スターク
(ショーン・ビーン)
前ウィンターフェル城主および北部総督。幼い頃はロバート・バラシオンとともに高巣(アイリー)城のジョン・アリンに養育された。そのジョン・アリンの死後、ロバートの命を受けて”王の手”となるが、プリンス・ジョフリーに王位継承権はないと主張したため謀反人の汚名を着せられ斬首された。

ジョン・アリン
(ジョン・スタンディング)
難攻不落の砦と言われる高巣城(アイリー)の元城主および元東部総督。14年間にわたってロバート・バラシオンの”王の手”を務めてきたが、謎の死を遂げる。ロバートの落とし子について知りすぎてしまったために暗殺されたと推察されている。

ジョフリー・バラシオン
(ジャック・グリーソン)
鉄の王座の後継者。ロバート・バラシオンの長男として生まれてきたが、実は王妃サーセイが双子の弟ジェイミー・ラニスターとの間にもうけた子。まだ幼く戦の経験もないため求心力に欠けるが王の命令は絶対で従わない者は殺せばいいと考えており、王座継承後はサーセイでさえもその存在を持て余すようになる。

クイーン・サーセイ
(レナ・ヘディ)
タイウィン・ラニスターの長女。ジョフリー、トメン、ミアセラの母。ロバート・バラシオンと結婚して王妃となったが夫婦関係は最初から冷めており、双子の弟ジェイミーと禁断の関係を継続。太后となってからは甥にあたる美少年ランセル・ラニスターとも王都の寝室で性戯を繰り広げている。

ティリオン・ラニスター
(ピーター・ディンクレイジ)
サーセイ、ジェイミーの弟。発育不全で体が小さいため小鬼(インプ)と呼ばれるが性戯には絶対的な自信を持ち娼婦には人気がある。彼を産んだと同時に母親が亡くなったためサーセイからは常に怒りを向けられ、”王の手”代理として指揮を執ったブラックウォーター湾の死闘のさなかにもサーセイの刺客に命を狙われた。

サンサ・スターク
(ソフィー・ターナー)
イケメン好きの面を随所に見せるスターク家の長女。ジョフリーと結婚して王妃となるはずだったが、エダードの死後は謀反人の娘として赤の王城(レッド・キープ)で軟禁生活を送る。大狼(ダイアウルフ)の『レディ』は三叉鉾河(トライデント)で殺された。

ピーター・ベイリッシュ
(エイダン・ギレン)
小評議会の財務大臣にして高級娼館の経営者。通称『小指:リトルフィンガー』。幼い頃からキャトリンに想いを寄せていて、彼女の婚約者だったブランドン・スターク(エダードの兄)に決闘を申し込んで敗れた、という過去がある。知略と裏切りによって多くの人の人生を狂わせていく。season2ではスタニスの侵攻を阻止するために暗躍。

ヴァリス
(コンリース・ヒル)
ライスで奴隷として生まれ育った過去を持つ小評議会参議の宦官。通称『スパイダー:蜘蛛』。無数のスパイを自在に操ってあらゆる情報を握っているが諜報機関のトップとして国家に尽くしたいという想いが強く、人を利用することに喜びを感じているベイリッシュとは敵対する。

パイセル
(ジュリアン・グローヴァー)
小評議会参議。知識の城(シタデル)から派遣され、これまで4代の王に仕えてきた七王国のグランド・メイスター(上級学匠)。老いているのは容姿だけで王都の若い女をかわるがわる部屋に連れ込むほどの絶倫。サーセイのスパイとして動いていたことが露見し、”王の手”代理のティリオンの命で髭を落とされ暗黒房へ投獄されるが解放された。

サンダー・クレゲイン
(ロリー・マッキャン)
通称『ハウンド:猟犬』。グレガーの5歳下の弟でジョフリーの守護役。顔と頭部にグレガーに火鉢で焼かれた大きな傷跡が残っており、言葉使いも荒いので誰もが怖れるが、馬上槍試合ではロラス・タイレルの窮地を救い、王都の暴動時には強姦されそうになったサンサを助けるなど、騎士(ナイト)的な気質も持ち合わせている。

イリーン・ペイン
(ウィルコ・ジョンソン)
王の執行使。対象が誰であろうと苦しませないよう一振りで斬首する誇り高き首切り役人。前王に舌を抜かれたため言葉を発することができない。

バリスタン・セルミー
(イアン・マッケルヒニー)
元・小評議会参議。元・王の楯(キングズ・ガード)総帥。七王国で随一の剣の使い手。ジョフリーの即位後、高齢と獅子狩りの際にロバート王を守れなかった責任を問われて解任された。

ブロン
(ジェローム・フリン)
ティリオン・ラニスターがブラン・スターク殺害を企てた容疑者としてキャトリンの捕虜になった時、キャトリン側にいた傭兵。高巣城(アイリー)で決闘裁判の代理人として戦って勝利し、ティリオンに傭兵として雇われた。キングズ・ランディングでは王都の守人(シティ・ウォッチ)の指揮官を務める。

シェイ
(シベル・ケキリ)
タイウィン・ラニスターに従軍娼婦として雇われて三叉鉾河(トライデント)の野営地にいる時にティリオンと出会い、キングズ・ランディングへ同行。愛人関係にあることを隠すため、サンサ・スタークの侍女として働きながら一緒に暮らしている。

ランセル・ラニスター
(ユージン・サイモン)
ラニスター3兄姉のいとこ。元・ロバート王の従士。色白の美少年でロバート在命中からサーセイとベッドをともにしている。その関係をティリオンに知られ「ジョフリーにバラす」と脅されたためスパイとなってサーセイの動向を報告することに・・・・・・。

ポドリック・ペイン
(ダニエル・ポートマン)
ティリオンの従士。ブラックウォーター湾の戦いではサーセイの命を受けてティリオンの命を狙っていた”王の楯(キングズ・カード)”のマンドン・ムーアを討った。

シリオ・フォレル
(ミルトス・イエロレム)
元ブレーヴォスの海頭の筆頭剣士。赤の王城(レッド・キープ)でアリアに剣術を教える。謀反人の娘となったアリアを逃がすため木剣で王都の守人(シティ・ウォッチ)の騎士に挑むが生死は定かではない(描かれていない)。

ロス
(エスメ・ビアンコ)
北部出身の娼婦で、ウインターフェルでの客にはティリオン・ラニスターやシオン・グレイジョイがいた。稼ぎを求めてキングズ・ランディングへ渡り、ピーター・ベイリッシュが経営する娼館で客をとるようになった。ベイリッシュのスパイとなって間もなくシェイと間違われサーセイに囚われ、スタニスとの戦の後はヴァリスのために動くことに。

ドラゴンストーン城

スタニス・バラシオン
(スティーブン・ディレイン)
ドラゴンストーン城主。小評議会参議でもあったが、兄ロバート・バラシオンの死後、ウエスタロス王を名乗り、王位継承を主張。同じくウエスタロス王を名乗った弟レンリー・バラシオン、ロバートの長男ジョフリーと敵対。兵力の差を女祭司メリサンドルの力でカバーして王位を狙う。

ダヴォス・シーワース
(リアム・カニンガム)
元密輸業者。ブラックベータ号船長。ロバート・バラシオンが栄光をつかもうとしている時、飢えと渇きに苦しみながら嵐の果て城(ストームズ・エンド)を死守していたスタニスを救った。命がけで警戒線を突破し、小舟に満載した玉葱(本人は肉も届けたと言っている)を届けた度胸が評価されて騎士になったため『玉葱の騎士』と呼ばれる。

メリサンドル
(カリス・ファン・ハウテン)
エソスのアッシャイで生まれ育った女祭司(祭典や宗教上の職務をつかさどる者)で”紅の女”の異名を持つ。彼女にとってただ一つの神である『光の王』(ロード・オブ・ライト)の力があればスタニスを鉄の玉座につかせることができると確信している。

嵐の果て城(ストームズ・エンド)・ハイガーデン城

レンリー・バラシオン
(ゲシン・アンソニー)
嵐の果ての城(ストームズ・エンド)城主。小評議会の参議として赤の王城(レッド・キープ)にいたが兄ロバートの死後、ウェスタロス王を名乗りスタニス・バラシオン、ジョフリーと敵対。イケメンで民衆には人気があるが男色で、”花の騎士”ことロラス・タイレルと恋仲にある。

レディ・マージェリー
(ナタリー・ドーマー)
ハイガーデン城主メイス・タイレルの娘。レンリー・バラシオンの妻。兄ロラスと夫の関係は知っているが、自らが王妃となってプリンス、プリンセスを産み、七王国を支配するという大きな野望の前では些細なことだと考えている。

ロラス・タイレル
(フィン・ジョーンズ)
レンリー・バラシオンの妻マージェリーの兄。通称『花の騎士』。男色のレンリーと恋仲にあり、マージェリーもそのことを承知している。

ブライエニー・タース
(グェンドン・クリスティー)
タース島の領主セルウィン・タースの娘。身長180cmを超す巨漢で剣に生きる女。模擬合戦でロラス・タイレルを退けた実力を認められてレンリー・バラシオンの”王の楯(キングズ・カード)”となる。レンリーの死後はキャトリン・スタークに仕え、ジェイミー・ラニスターの護送役を務める。

王の道・ハレンの巨城(ハレンホール)

タイウィン・ラニスター
(チャールズ・ダンス)
キャスタリー・ロック城主。西部総督。ラニスポートの守護者。ティリオン、ジェイミーと息子を続けて捕虜にしたスターク家と敵対。20年間にわたって務めたエイリス・ターガリエン時代に続き、ジョフリー王にも”王の手”として仕えることになった。

アリア・スターク
(メイジー・ウィリアムズ)
スターク家の次女。キングランディングではシリオ・フォレルの指導で剣術を磨いていたが謀反人の娘となったためヨーレンに連れられて脱出。王の道を北上中にラニスターの騎士に捕まり、ハレンの巨城(ハレンホール)の嘆きの塔へ。タイウィン・ラニスターの給仕係を務めながら脱出の機をうかがう。大狼(ダイアウルフ)の名は『ナイメリア』(行方不明)。

ジェンドリー
(ジョー・デンプシー)
キングズ・ランディングの武具師トブホー・モットのもとで修行していた鍛冶職人の少年。ロバート・バラシオンの私生児という理由でジョフリー王の即位後は命を狙われ、アリア・スターク、ヨーレンとともにキングズ・ランディングを離れる。

ジェクエン・フ=ガー
(トム・ヴラシア)
ブレーヴォス出身の謎の男。冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)の候補の罪人としてキングズ・ランディングから檻突きの馬車に閉じ込められたまま北上する。王の道でラニスターの騎士に襲われた時、アリアに受けた恩をハレンの巨城(ハレンホール)で返す。

ヨーレン
(フランシス・マギー)
冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)の新兵募集係。七王国を巡り、罪人を集めて”壁”に送り込むのが任務。エダードが処刑される時にキングズ・ランディングにいたため、アリアを新兵の一行に紛れ込ませて北へ連れていく。

グレガー・クレゲイン
(コナン・スティーブンス)
タイウィンに仕える豪腕の戦士。身長2mを超える大男。通称『マウンテン:山』。ベイロン・グレイジョイの反乱の際にはエダードと一緒に戦っている。エイゴン・ターガリエン殺し、その母親であるドーンのプリンセス・エリアへの非道な陵辱、実の父親殺しなど、いくつもの暗い噂をまといながら孤独に生きている。

リヴァーラン城

ロブ・スターク
(リチャード・マッデン)
スターク家の長男。父エダードに代わってウィンターフェル城主、北の王となる。連勝を続けていても驕ることなく、家族全員でウィンターフェルに戻るためにジェイミー・ラニスターを人質として和睦交渉を進める。シオン・グレイジョイの鉄諸島派遣、タリサとの結婚など、若さ故の甘さも・・・・・・。大狼(ダイアウルフ)の名は『グレイウィンド』

レディ・キャトリン
(ミシェル・フェアリー)
タリー家出身。エダードの妻。ロブ、サンサ、アリア、ブラン、リコンの母。ジョン・アリンの未亡人レディ・ライサの姉。子どもたちを愛しているが、エダードが他の女に産ませた私生児のジョン・スノウには心を許していない。ラニスターに勝つために精力的に動き、ウォルダー・フレイ、レンリー・バラシオンとの交渉をまとめた。

ジェイミー・ラニスター
(ニコライ・コスター=ワルドー)
太后サーセイの双子の弟であり、キャスタリー・ロックの後継者。”狂王(マッドキング)”と呼ばれたエイリス・ターガリエンを殺害したことから『キングスレイヤー:王殺し』と呼ばれている。ジョフリー王の即位に伴い”王の楯”(キングズガード)総帥に任命されたが、リヴァーランで北部軍の奇襲に屈して捕虜となる。

タリサ・マイギア
(ウーナ・チャップリン)
ヴォランティス出身。負傷兵を治療する衛生係。足に重傷を負った騎士の治療がきっかけでロブ・スタークと出逢い、戦場で会うたびに言葉を交わすようになる。ロブがウォルダー・フレイの娘と結婚することをわかっていながら接近して・・・・・・

ルース・ボルトン
(マイケル・マケルハットマン)
スターク家に忠誠を誓っているボルトン家の君主。ドレッドフォート城主。戦の経験が浅いロブ・スタークを支える存在だが、その瞳の奥には野望が見え隠れしている。

ロドリック・カッセル
(ロン・ドナキー)
スターク家の武術指南役。ブラン殺害未遂事件後はキャトリンの守護役として、キングズ・ランディング、高巣城(アイリー)、リヴァーラン城へ同行。
双子城(ツインズ)

ウォルダー・フレイ
(デイビッド・ブラッドリー)
関門橋の領主であり双子城(ツインズ)の城主。7人の妻との間にそれぞれ4~5名の子どもをもうけており、種馬並みの生殖能力を見せつけている。90歳を越えてからめとった8番目の妻は15歳。まだまだ子孫を増やすつもりらしい。スターク家とは娘の一人とロブ・スターク、息子ウォルドロンとアリアを結婚させる約束を取り交わしている。

高巣城(アイリー)

レディ・ライサ
(ケイト・ディッキー)
タリー家出身。キャトリンの2歳下の妹。ジョン・アリンの3番目の妻にして未亡人。ジョンの死後はラニスターの手から逃れるため高巣城(アイリー)に戻る。再婚の意思はあるが、息子ロバートが成人するまで統持するつもりでいる。

ロバート・アリン
(リノ・ファシオリ)
死亡した父ジョンに代わって高巣城(アイリー)の城主、谷間(ヴェイル)の守護者となるが、病弱な少年で6歳になった今も母親の乳を求める。

ウィンターフェル城

ブラン・スターク
(アイザック・ヘンプステッド=ライト)
スターク家の次男。サーセイとジェイミーの謀略を聞き、禁断の情事を目撃してしまったため、ジェイミーに突き落とされて半身不随に。奇跡的に意識を取り戻してから特異な能力が目覚め始める。大狼(ダイアウルフ)の名は『サマー』。

リコン・スターク
(アート・パーキンソン)
スターク家の三男。大狼(ダイアウルフ)の名は『シャギードッグ』

メイスター・ルーウィン
(ドナルド・サンプター)
シタデル(知識の城)から派遣されている学匠でウィンターフェルの生き字引のような存在。子どもたちの教育から城の運営まであらゆる面でスターク家をサポートしている。

オシャ
(ナタリア・テナ)
”壁”の北側から逃れてきた野人。冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)の脱走者たちとブランを襲うが失敗に終わり、スターク家の使用人となる。シオン・グレイジョイに制圧された時は身体を張ってブラン、リコンを逃がした。

ホーダー
(クリスチャン・ナイアン)
スターク家に仕える巨体の馬丁。知恵遅れのため「ホーダー」としか言葉を発することができない。気の優しい力持ちで足の動かないブランを背負い、時には抱きかかえて守り続ける。
鉄諸島・パイク城

シオン・グレイジョイ
(アルフィー・アレン)
グレイジョイ家の末男。9年前の反乱劇の敗北によってエダード・スタークの人質兼被後見人となる。エダードの死後も兄弟のようにして育ったロブとともに戦うが、援軍の要請のために戻った故郷で変心しウィンターフェル城を襲う。女と見れば抱かずにはいられない性格と短絡的な思考につけ込まれて利用されていることに本人は気付いていない。

ヤーラ・グレイジョイ
(ジェンマ・ウィーラン)
シオンの姉。ブラック・ウインド号船長。シオンがパイク城を去った後、父ベイロンだけでなく荒くれ者の船員たちからも信頼される存在に。シオンのことは見下しており、ウィンターフェルを制圧した際も「これ以上ないほどの愚か者」と断罪した。

ベイロン・グレイジョイ
(パトリック・マラハイド)
鉄諸島の領主。200隻の船団を所持するパイク城の主。9年前、王都に反旗を翻したがロバート王とエダード・スタークに鎮圧された。王都侵攻を目指す若き北の王ロブ・スタークから援軍を要請されるがこれに応じず、諸公が南下して手薄となった北部制圧を企てる。

クァース

デナーリス・ターガリエン
(エミリア・クラーク)
狂王(マッドキング)エイリス・ターガリエンの末娘。スミレ色の眼とシルバーゴールドの髪をもつ。呼び名は『女王(カリーシ)』。騎馬民族王カール・ドロゴ、胎内に宿っていた息子レイゴとも亡くしてしまったが、3頭のドラゴン(ドラカリス、ヴィセーリオン、レイガル)の母となる。

ジョラー・モーモント
(イアン・グレン)
デナーリス・ターガリエンに生涯の忠誠を誓っている騎士。父親は冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)の総帥。モーモント家はスターク家の旗主を務めていたが、彼が密猟者を奴隷商人に売って名誉を汚したために追放された。

カール・ドロゴ
(ジェイソン・モモア)
戦で負けを知らないドスラク人の騎馬民族王。妻デナーリスと息子レイゴが王都からの刺客に命を狙われたことに激高。海を渡って鉄の玉座を手に入れると宣言した矢先に決闘で負った刀傷がもとで倒れる。妖女ミリ・マズ・ドゥールの黒魔術でレイゴの命の引き替えに一命を取り留めたものの廃人同然となり、デナーリスの手で最期を迎えた。

ヴィセーリス・ターガリエン
(ハリー・ロイド)
エイリスの次男。自称ヴィセーリス三世王。父エイリス王と兄プリンス・レイガーの敵を討ち、地位と名誉をロバート・バラシオンとラニスターから奪い返すため、デナーリスとドスラク人の騎馬民族王カール・ドロゴとの婚姻を実現させたが、ドロゴに殺された。

ザロ・ゾアン・ダクソス
(ノンソー・アノジー)
クァースの十三人組のひとり。交易王。ドスラク人を招き入れることに反対する十三人組を説き伏せ、デナーリスたちに宮殿での何不自由ない生活を提供。目もくらむような金と宝石を巨大な金庫に保管しているというが・・・・・・・。

パイアット・プリー
(イアン・ハンモア)
クァースの十三人組のひとり。黒魔道師。ザロ・ゾアン・ダクソスと結託してデナーリスのドラゴンを奪おうと計画する。

黒の城(カースル・ブラック)、”壁”の向こう

ジョン・スノウ
(キット・ハリントン)
エダードが他の女性に産ませた私生児(「スノウ」は自らの名字を持たずに生まれた北部のすべての子どもに習慣上、与えられる名前)。エダードの”王の手”就任を機に自ら望んで冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)となる。ジオー・モーモント専属の雑士(スチュワード)だが”壁”の向こうの偵察隊に志願した。大狼(ダイアウルフ)の名は『ゴースト』。

ジオー・モーモント
(ジェームズ・コスモ)
冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)の総帥。通称『熊の御大』(オールド・ベア)。ジョン・スノウの良き理解者。息子は”女王の楯”(クィーンズガード)としてデナーリス・ターガリエンに仕えているジョラー・モーモント。

サムウェル・ターリー
(ジョン・ブラッドリー)
通称サム。冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)になるために角の丘(ホーン・ヒル)城からやってきた臆病で小太りの少年。父親はハイガーデンのタイレル家の旗主。ジョン・スノウにとってかけがえのない存在になっていく。

クォリン
(サイモン・アームストロング)
”壁”の西端に位置する影の塔(シャドウ・タワー)所属の哨士(レンジャー)。通称”二本指(ハーフハンド)”。”壁”の向こうから迫っている脅威を調べるため偵察に出て、黒の城(カースル・ブラック)から出たジョン・スノウたちと合流する。

イグリット
(ローズ・レスリー)
”壁”の向こうで生まれ育った野人の娘。”槍の妻(スピアワイフ)”と呼ばれるほどの槍の使い手。ジョン・スノウと接近する。

鎧骨公(ロード・オブ・ボーンズ)
(ロス・オヘネシー)
野人の戦頭(いくさがしら)。ジョン・スノウを捕らえ、”壁”の向こうの王マンス・レイダーと引き合わせる。

ジリ
(ハンナ・マリー)
クラスターの娘であり妻。おなかに宿している子どもがもし男の子だったら育てることが許されないため「ここから脱出したい」とサムウェル・ターリーに助けを求める。

クラスター
(ロバート・パフ)
クラスターの砦の主人。妻から娘から生まれたらその娘を妻にしてまた娘を作る。それを繰り返して生きている。その生き方には誰もが憤りを感じているが、宿を提供してくれる彼のおかげで命をつなぎ止めた冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)も少なくない。

ベンジェン・スターク
(ジョゼフ・マウル)
エダードの弟。冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)の哨士長(ファーストレンジャー)。幼い頃から目をかけてきたジョン・スノウの黒の城(カースル・ブラック)入城を見届けてから”壁”の北側に偵察にでて、消息を絶つ。

アリザー・ソーン
(オーウェン・ティール)
武術指南役。”壁”の北で戦った経験があり腕も立つが、ジョン・スノウの存在は認めようとしない。

メイスター・エイモン
(ピーター・ヴォーン)
盲目の学匠(メイスター)。エイリス・ターガリエンの叔父。

マンス・レイダー
(キアラン・ハインズ)
”壁”の向こうの王。


原作
ゲーム・オブ・スローンズの原作はジョージ・R・R・マーティン『氷と炎の歌』(ハヤカワ文庫)で、シーズン2のエピソードは『王狼たちの戦旗』(上・下巻)におさめられています。ブラックウォーター湾の戦いをじっくり読み返してみるのもいいですよ!すべての登場人物、ウエスタロスの地図も掲載されていますので、ぜひ一度!
相関図
(※参照:スターチャンネル)
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