よくわかる!【海外ドラマ】ゲーム・オブ・スローンズ シーズン6 登場人物と相関図 | VODフリーク

よくわかる!【海外ドラマ】ゲーム・オブ・スローンズ シーズン6 登場人物と相関図

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よくわかる!【海外ドラマ】ゲーム・オブ・スローンズ シーズン6 登場人物と相関図

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)ネタバレを含みます。

モノクロ写真はシーズン6スタート時に死亡している主要登場人物です。

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鉄の玉座の王とその周囲の人々

サーセイ

サーセイ

(レナ・ヘディ)

”贖罪の道行き”によって赤の王城(レッド・キープ)へ戻ることを許されたが、暗黒房(ブラックセル)への投獄中に摂政太后としての求心力は著しく低下。小評議会における発言力も失う。レディ・オレナとの結託を画策するも失敗に終わり、自身にとって最大の敵となった雀聖下(ハイ・スパロー)と聖兵たち、マージェリー、ロラス、メイス、ケヴァンといった邪魔者を、ベイラー大聖堂もろとも吹き飛ばして一掃。この直後にトメン王が死亡したため、強欲で身勝手で快楽主義で愚かな摂政太后は、鉄の玉座の女王となった。

トメン・バラシオン

トメン・バラシオン

(ディーン=チャールズ・チャップマン)

摂政太后サーセイの次男。暗黒房(ブラックセル)へ投獄された時は敵対していた雀聖下(ハイ・スパロー)に籠絡され、王室と信仰との神聖なる同盟を宣言。七王国全土において決闘裁判を禁じると通達した。しかし、ようやく平穏な生活が訪れると安堵した矢先、目の前でベイラー大聖堂が消失。妻マージェリーと罪のない多くの民の命が母サーセイによって奪われたと知り、赤の王城(レッド・キープ)の居室から身を投げた。

クイーン・マージェリー

クイーン・マージェリー

(ナタリー・ドーマー)

ハイガーデン城主メイス・タイレルの長女。王妃。兄ロラスに対する審問の場での偽証罪で暗黒房(ブラックセル)に投獄。罪の告白を拒み続けていたが、状況を打破するために七神のしもべとして生きると決意。もちろんそれは雀聖下(ハイ・スパロー)を信用させるためであり、自身の”贖罪の道行き”とロラスの審判を乗り越えさえすれば、と計算していたが……。サーセイの企みに気づくのが遅れ、生きてハイガーデンに戻ることは叶わなかった。

ロラス・タイレル

ロラス・タイレル

(フィン・ジョーンズ)

マージェリーの兄。通称『花の騎士』。雀聖下(ハイ・スパロー)の総司祭(ハイ・セプトン)着任と同時に姦淫、男色、神への冒涜の罪で暗黒房(ブラックセル)送りとなる。抵抗を続けていたが心身ともに限界に達し、慈母の祝祭の日に行われた審判の場ですべての罪を認めた。そして今後はタイレルの名と地位を放棄し、騎士の称号とハイガーデンの継承権を棄て、妻を娶らず、子もつくらず、七神に身を捧げると誓った。

レディ・オレナ

レディ・オレナ

(ダイアナ・リグ)

レッドワイン家出身。メイス・タイレルの母。ロラス、マージェリーの祖母。見た目は上品で物わかりのいい老婆だが、知略に長け交渉力も備えた策士。直前にマージェリーと面会しハイガーデンに戻っていたため、慈母の祝祭の日の惨劇に巻き込まれることはなく、息子と孫2人を亡き者にしたサーセイに復讐するため、利害の一致するエラリア・サンドと手を組む。

雀聖下(ハイ・スパロー)

雀聖下(ハイ・スパロー)

(ジョナサン・プライス)

本名不明。王都に本拠を置くウェスタロス最大の宗教である七神正教の狂信的信徒『雀(スパロー)』たちの指導者。ロラス・タイレルと王妃マージェリーを陥れようと画策したサーセイの後押しによって総司祭(ハイ・セプトン)となり、キングズ・ランディングにはびこる不正や腐敗のもとを粛正する。七神正教の敬虔な信者で政治には興味がなく、自らの存在理由を高めた太后サーセイを迷わず断罪。幼いトメン王も難なく籠絡して、王室と信仰との神聖なる同盟を実現した。

ランセル・ラニスター

ランセル・ラニスター

(ユージン・サイモン)

ラニスター3兄姉のいとこ。元・ロバート王の従士。ロバート在命中からベッドをともにしていたサーセイに命じられ、ロバート王の猪狩りの際、ワインに薬物を盛った。その罪への意識から七神正教の狂信的信徒『雀(スパロー)』となってキングズ・ランディングの不正や腐敗を粛正。自らの罪も告白してサーセイの投獄に一役買ったが、クァイバーンの小鳥たちに嵌められて命を落とした。

ジェイミー・ラニスター

ジェイミー・ラニスター

(ニコライ・コスター=ワルドー)

摂政太后サーセイの双子の弟。ティリオンの兄。サーセイを辱めた雀聖下(ハイ・スパロー)と聖兵たちを排除するためマージェリーの”贖罪の道行き”を前にタイレル軍を率いて武力行使を目論むが、トメン王を取り込まれて失敗。信仰に対する攻撃を企てたとして”王の楯(キングズ・カード)”の任を解かれ、サーセイの審判を待たずにブリンデン・タリーの交渉役としてリヴァーラン城へ。体よく追い払われた形だが、リヴァーランでは捕虜のエドミュアを使い、無血開城を成功させた。

ブロン

ブロン

(ジェローム・フリン)

ティリオン・ラニスターが最も頼りにしていた傭兵であり、ティリオンのもとを去ったあとは、右手を失ったジェイミーの剣術指南役に。その後は女好きで脳天気な性格と金さえ払えば命を懸けて任務を遂行するところを買われてジェイミーの傭兵に。ドーンへのミアセラ救出の旅、リヴァーラン城奪還の旅に同行した。

ケヴァン・ラニスター

ケヴァン・ラニスター

(イアン・ゲルダー)

トメン王の”王の手”。タイウィン・ラニスターの弟。ランセル・ラニスターの父。毅然たる態度でサーセイの暴走を止め、トメン王を支えてきたが、慈母の祝祭の日に爆殺された。

メイス・タイレル

メイス・タイレル

(ロジャー・アシュトン゠グリフィス)

小評議会参議。莫大な借金を抱え財政難に喘ぐ王都を豊富な資金力でサポートしているハイガーデン城主。ロラス、マージェリーの父。マージェリーの”贖罪の道行き”を阻止するため挙兵するが不発に終わり、慈母の祝祭の日にロラス、マージェリーとともに爆殺された。

パイセル

パイセル

(ジュリアン・グローヴァー)

小評議会参議。知識の城(シタデル)から派遣され、これまで4代の王に仕えてきた七王国のグランド・メイスター(上級学匠)だが、サーセイからはは邪魔者扱いされている。老いてはいるが王都の若い娼婦をかわるがわる部屋に連れ込むほどの絶倫(金払いは悪い)で、クァイバーンの小鳥たちに殺害される慈母の祝祭の日の前夜も若い女とベッドをともにしていた。そういう意味では心残りはなかったと言えるかも知れない。

グレガー・クレゲイン

グレガー・クレゲイン

(コナン・スティーブンス)

サーセイに仕える豪腕の戦士。身長2mを超える大男。通称『マウンテン:山』。サンダー・クレゲインの兄。ベイロン・グレイジョイの反乱の際にはエダードと一緒に戦っている。サーセイの代理闘士としてオベリン・マーテルと戦った時、かねてから噂されていたオベリンの姉エリアを犯して惨殺し、その子ども達も殺したことを認めた。オベリンの毒槍を受けて死線をさまよっていたが、クアイバーンの死霊魔術によって復活。サーセイの敵が息絶え、邪悪な者が追放されるまで口を聞かないと誓っている。

クァイバーン

クァイバーン

(アントン・レッサー)

小評議会参議。違法な人体実験を行った罪で学鎖を剥奪され知識の城(シタデル)を追われた元メイスターにして死霊魔術(ネクロマンシー)の研究者。ハレンの巨城(ハレンホール)に駐留したルース・ボルトンの下で、右手を失い捕虜として連れてこられたジェイミー・ラニスターを治療したのが縁でキングズ・ランディングに留まる。オベリン・マーテルとの決闘で瀕死の重傷を負ったグレガー・クレゲインを怪物として蘇らせ、ヴァリスに代わる諜報機関のトップとなった。

エラリア・サンド

エラリア・サンド

(インディラ・ヴァルマ)

ジョフリー王暗殺事件の裁判でティリオンの代理闘士として戦い命を落としたオベリン・マーテルの愛人。原告側のサーセイへの報復を誓い、砂蛇(サンド・スネーク)の3人娘を使ってミアセラの命を狙う。ウォーター・ガーデンズでの襲撃はジェイミーとブロンに阻まれるが、遅効性の毒薬を使って目的を果たした。その後、王家と強く結びつくことでドーンを運営しようとするドーラン・マーテルを殺害。タイレル家と組んでサーセイへの復讐へ動き出す。

ドーラン・マーテル

ドーラン・マーテル

(アレクサンダー・シディグ)

七王国のなかで最も遅く鉄の玉座に忠誠を誓ったドーンのプリンス。重い痛風のため車椅子で生活し、サンスピア宮から15km離れたウォーター・ガーデンズに引き籠もっている。5王の戦い(ジョフリー、スタニス、レンリー、ロブ、ベイロン)は静観し、ミアセラとトリスタンの婚約成立後にジョフリー王を支持した。戦を好まず、トメン王の願いと聞いてミアセラが王都に戻ることを承諾し、ミアセラの殺害を企てたエラリアを赦すが……

タイエニー・サンド

タイエニー・サンド

(ロザベル・ラウレンティ・セラーズ)

オベリン・マーテルの庶出の娘(落とし子)。母はエラリア・サンド。砂蛇(サンド・スネーク)の1人。※「サンド」は北部の「スノウ」と同様、ドーンで生まれた落とし子(私生児)に便宜上つけられるもの。

オバラ・サンド

オバラ・サンド

(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)

オベリン・マーテルの庶出の娘(落とし子)。砂蛇(サンド・スネーク)の1人。

ナイメリア・サンド

ナイメリア・サンド

(ジェシカ・ヘンウィック)

オベリン・マーテルの庶出の娘(落とし子)。砂蛇(サンド・スネーク)の1人。

ミアセラ・バラシオン

ミアセラ・バラシオン

(ネル・タイガー・フリー)

摂政太后サーセイの長女。タイウィン在命中にサンスピア宮の大公ドーラン・マーテルの被後見人となり、ドーランの長男トリスタンと婚約。愛を育んでいたが、オベリンの死によってその愛人であるエラリアの報復対象に。ドーランの許可を得てトリスタンとともにキングズ・ランディングへ戻ることになるが、船の中で毒殺された。

タイウィン・ラニスター

タイウィン・ラニスター

(チャールズ・ダンス)

キャスタリー・ロック城主。西部総督。ラニスポートの守護者。ティリオン、ジェイミーと息子を続けて捕虜にしたスターク家と敵対。20年間にわたって務めたエイリス・ターガリエン時代に続き、ジョフリー王にも”王の手”として仕えることになった。「存続を第一に考える家は息子や娘のことを第一に考える家を必ず打ち負かす」という哲学を持ち、ラニスター家を守り存続させるために子どもたちを容赦なく利用するが、さんざん卑下してきたティリオンにクロスボウで討たれて絶命した。

ジョフリー・バラシオン

ジョフリー・バラシオン

(ジャック・グリーソン)

鉄の王座の王。ロバート・バラシオンの長男として生まれてきたが、実は王妃サーセイが双子の弟ジェイミー・ラニスターとの間にもうけた子。わがままで臆病で残虐な性格で、王位継承後はタイウィンを煙たがり、サーセイに逆らい、ジェイミーを見下し、ティリオンを虐げ、サンサを辱める。前線に立つことなく城内に逃げ帰ったブラックウォーター湾の戦いの後、サンサとの婚約を解消してタイレル家のマージェリーと婚約。その婚礼の場で毒殺された。

シェイ

シェイ

(シベル・ケキリ)

タイウィン・ラニスターに従軍娼婦として雇われて三叉鉾河(トライデント)の野営地にいる時にティリオンと出会い、キングズ・ランディングへ同行。サンサ・スタークの侍女として働き、サンサとティリオンの結婚後も愛人関係を継続。ジョフリー王の婚礼を前にティリオンと別れて王都を離れるが、ジョフリー王暗殺事件のサーセイ側の証人として戻り、ティリオンがサンサと共謀してジョフリーを暗殺したと証言。「私たちはお互いのもの」と誓い合ったティリオンを窮地に追い込むが、タイウィンのものになったことが命取りになった。

オベリン・マーテル

オベリン・マーテル

(ペドロ・パスカル)

サンスピア宮の宮主・ドーラン・ナイメロス・マーテルの弟。通称「赤い毒蛇:レッドヴァイパー」。8人の庶出(しょしゅつ:妾腹のこと)の娘を持つ。ジョフリー王の婚礼に出席するため王都へ来訪するが、レイガー・ターガリエンに嫁ぎ、キングズ・ランディングで殺害された姉エリア・マーテルとその子ども達の敵を討つため、代理闘士としてグレガー・クレゲインと戦い、死亡した。

ロス

ロス

(エスメ・ビアンコ)

北部出身の娼婦で、ウインターフェルでの客にはティリオン・ラニスターやシオン・グレイジョイがいた。稼ぎを求めてキングズ・ランディングへ渡り、ピーター・ベイリッシュが経営する娼館で客をとるようになった。ベイリッシュのスパイだったがスタニスとの戦の後でヴァリスのために動いていたことが露見。ベイリッシュがジョフリーに玩具として提供した。

よくわかる!ゲーム・オブ・スローンズ【season3】登場人物と相関図_レンリー・バラシオン

レンリー・バラシオン

(ゲシン・アンソニー)

嵐の果ての城(ストームズ・エンド)城主。小評議会の参議として赤の王城(レッド・キープ)にいたが兄ロバートの死後、ウェスタロス王を名乗りスタニス・バラシオン、ジョフリーと敵対。スタニスと戦う前に”紅の女”メリサンドルが嵐の果て城(ストームズ・エンド)の地下洞窟で産み落とした”影”に襲われ命を落とした。イケメンで民衆には人気があったが男色で、”花の騎士”ことロラス・タイレルと恋仲だった。

よくわかる!ゲーム・オブ・スローンズ【season3】登場人物と相関図_ロバート・バラシオン

ロバート・バラシオン

(マーク・アディ)

前・七王国の王。三叉鉾河(トライデント)の戦いでレイガー・ターガリエンを打ち負かして勇猛な騎士として名をあげたが、鉄の玉座を勝ち取ってからは酒と女に溺れ、ラニスター家の資金なくしては財政が立ちゆかない王都にしてしまった。狩りに出かけ、巨大イノシシの牙を受けて死去。七王国に数え切れないほとの落とし子を残した。

よくわかる!ゲーム・オブ・スローンズ【season3】登場人物と相関図_ジョン・アリン

ジョン・アリン

(ジョン・スタンディング)

難攻不落の砦と言われる高巣城(アイリー)の元城主および元東部総督。14年間にわたってロバート・バラシオンの”王の手”を務めてきたが、謎の死を遂げる。ロバートの落とし子について知りすぎてしまったために暗殺されたと推察されている。

レナ・ヘディ(ゲーム・オブ・スローンズのサーセイ)の映画作品はこれを見る!
嘘と裏切りと復讐を繰り返して生きている、強欲で身勝手で快楽主義で愚かな女。その名はサーセイ。これまでに数々の海外ドラマを見てきましたが、ひとりのキャラクターをこれほどキライになったことはありません。それほどすばらしい女優さんということですね。では、レナ・ヘディの代表作を!
『ゲーム・オブ・スローンズ』のジェイミー・ラニスター/ニコライ・コスター=ワルドーの良作3本
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北の王とその周囲の人々

ジョン・スノウ

ジョン・スノウ

(キット・ハリントン)

冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)第998代総帥。野人を”壁”の南側に引き入れたことで反逆者と見なされアリザー・ソーンらに殺害されるが、メリサンドルの黒魔術で蘇生。サンサとの再会を機に総帥の座を辞し、故郷を取り戻すためボルトン軍との戦いに挑む。ラムジーを倒してウィンターフェル城を奪還し、北部諸侯たちの支持を受けて北の王となる。エダード・スタークの落とし子だと思われていたが、三ツ目の鴉となったブランだけはレイガー・ターガリエンとエダードの妹リアナの間にできた子だと知っている。

サンサ・スターク

サンサ・スターク

(ソフィー・ターナー)

スターク家の長女。シオン・グレイジョイの協力を得てラムジー・ボルトンのもとから脱出。ボルトンの騎士の追撃を受け危機一髪のところをブライエニー・タースに救われ、黒の城(カースル・ブラック)でジョン・スノウと再会。ボルトン家との決戦前には戦力の整備を巡ってジョンと激しくぶつかるが、谷間(ヴェイル)への援軍要請で勝利に貢献。裏切られ、傷つけられ、多くを喪いながら逞しく成長し、他人の人生を弄ぶことにかけては一流のベイリッシュと駆け引きができるまでに。

ラムジー・ボルトン

ラムジー・ボルトン

(イワン・リオン)

ルース・ボルトンの落とし子。北部におけるボルトン家の支配力を強めるために結婚し、暴力と監禁を続けてきたサンサ・スタークの逃亡を許しルースの信用を損う。その直後にボルトン家の血を継ぐ嫡男が誕生。立場が危うくなったため彼らをまとめて殺害。父は敵に毒を盛られて亡くなったと北部諸侯に通達した。その後、ジョン・スノウ率いる北部軍との戦いに敗れ、多くの命を奪ってきた犬舎でサンサに処刑された。

ルース・ボルトン

ルース・ボルトン

(マイケル・マケルハットマン)

ボルトン家の君主。ドレッドフォート、ウインターフェル城主。妻はフレイ家の巨漢娘ウォルダ。双子城(ツインズ)での血の婚礼の後、タイウィン・ラニスターの後押しを受けて北部総督となる。タイウィンの死後はサーセイの影響力が北部まで及ばないのをいいことに、王家に断りなくサンサ・スタークとラムジーとの婚礼を実行。妻ウォルダは直系男子を妊娠しており、スタニス・バラシオンとの戦いには圧勝。笑いが止まらないところだったが、嫡男が誕生した直後にラムジーに殺害された

ブライエニー・タース

ブライエニー・タース

(グェンドン・クリスティー)

タース島の領主セルウィン・タースの娘。身長180cmを超す巨漢で剣に生きる女。生前に忠誠を誓っていたキャトリンの娘サンサに仕えるため、サンダー・クレゲインとの戦いの後はウインターフェル城を見渡せる町で助けを必要とされる時を待つ。そしてボルトンに追われるサンサをポドリックとともに救出。再びひざまずき、願いを成就した。サンサに説得されてブリンデン・タリーに援軍を要請するためリヴァーラン城へ出向いたので、ボルトン軍との戦いには参加していない。リヴァーラン城では盟友のジェイミーと再会。男と女を超えた友情を確認した。

ポドリック・ペイン

ポドリック・ペイン

(ダニエル・ポートマン)

元ティリオンの従士。ブラックウォーター湾の戦いではジョフリーの命を受けてティリオンの命を狙っていた”王の楯(キングズ・カード)”のマンドン・ムーアを討った。その褒美にとティリオンが3人の高級娼婦との時間をプレゼントした結果、娼婦が「お金はいらないから」と待ち焦がれるほど、並外れた性戯の持ち主と判明した。ティリオンの投獄後、命じられて王都を離れ、スターク家の娘たちを探す旅に出たブライエニー・タースの従士に。馬術、剣術を磨き、サンサ救出に大きく貢献した。

ダヴォス・シーワース

ダヴォス・シーワース

(リアム・カニンガム)

元密輸業者。元スタニス・バラシオンの”王の手”。スタニスとボルトンの戦いを前に援軍要請に赴いた黒の城(カースル・ブラック)でスタニスの敗北を知り、そのまま滞在。メリサンドルの黒魔術によって蘇生したジョン・スノウの相談役となった。ボルトンとの決戦には勝利したものの、我が娘同然に可愛がってきたシリーンの最期を知り、落胆を隠せない。

メリサンドル

メリサンドル

(カリス・ファン・ハウテン)

”紅の女”の異名を持つエソスのアッシャイで生まれ育った女祭司(祭典や宗教上の職務をつかさどる者)。スタニス・バラシオンこそが『光の王』(ロード・オブ・ライト)に選ばれた真の王だと信じて疑わなかったが、ボルトンとの戦いを前に軍を壊滅状態に陥れ、失意のまま黒の城(カースル・ブラック)に逃れる。黒魔術でジョン・スノウを蘇生させ黒の城(カースル・ブラック)の平定に貢献したが、ボルトンとの決戦に勝利した後、シリーン殺害の罪で追放された。

リコン・スターク

リコン・スターク

(アート・パーキンソン)

スターク家の三男。”壁”に到着後はブランたちと別れ、オシャとともに最後の炉端城(ラスト・ハース)に滞在していたが、城主のアンバー公がラムジーと組んだため人質に。北部軍との決戦の場で、ラムジーの矢に射貫かれ、短い生涯を終えた。

オシャ

オシャ

(ナタリア・テナ)

”壁”の北側から逃れてきた野人で元スターク家の使用人。シオン・グレイジョイに制圧された時は身体を張ってブラン、リコンを逃がし、ルーウィンの遺言を守って黒の城(カースル・ブラック)へ。その後はブランたちと分かれて炉端城(ラスト・ハース)に向かった。人質として戻ったウィンターフェル城でラムジーを狙うが、返り討ちにあって死亡した。

ピーター・ベイリッシュ

ピーター・ベイリッシュ

(エイダン・ギレン)

高巣城(アイリー)城主ロバート・アリンの義父。キングズ・ランディングでサーセイを嵌めて暗黒房(ブラックセル)送りにした後、谷間(ヴェイル)に戻り、要塞(モウト)ケイリンに集めた軍を送って自ら窮地に追い込んだサンサを救った。ボルトンへの復讐を遂げて北部への影響力を取り戻した”スターク家のサンサ”を娶って鉄の玉座に就く、という計画はジョン・スノウが北の王になったことによって大きく狂っており、焦りを隠せない。

ロバート・アリン

ロバート・アリン

(リノ・ファシオリ)

死亡した父ジョンに代わって高巣城(アイリー)の城主、谷間(ヴェイル)の守護者となるが、病弱な少年で6歳になっても母の乳を求めていた。ライサの死後は谷間(ヴェイル)の執政を務めるネスター・ロイスのもとで剣術の鍛錬に励むが、いっこうに上達する気配はない……。

エドミュア・タリー

エドミュア・タリー

(トビアス・メンジーズ)

リヴァーラン城主。キャトリンの弟。ストーン・ミルの戦いで作戦の意図を理解できず208名もの戦死者を出した負い目から、ロブ・スタークの代わりにウォルダー・フレイと6番目の妻の五女ロズリン・フレイを娶る。誰が見ても美しく可憐な少女だったので浮かれるが、床入れの儀式の後の惨劇を地下牢で知ることになった。叔父ブリンデン・タリーのリヴァーラン城奪還により人質として現地に赴き、ジェイミー・ラニスターに感化されて無血開城を行うが、その後は再び双子城(ツインズ)の地下牢へ。ロズリンとの間にできた子とは一度も会っていない。

ブリンデン・タリー

ブリンデン・タリー

(クライヴ・ラッセル)

キャトリン、エドミュアの叔父。通称”漆黒の魚(ブラックフィッシュ)”。双子城(ツインズ)の釁(ちぬ)られた婚儀では敵の追撃をかわして生き延び、フレイ家のものとなったリヴァーラン城を奪還。籠城作戦をとるが、城主であるエドミュアの部下たちの信頼関係を築けずに開場を許す。援軍の要請に来たブライエニーとポドリックを逃がした後、ラニスター軍と戦って討ち死にした。

よくわかる!ゲーム・オブ・スローンズ【season4】登場人物と相関図_ウォルダー・フレイ

ウォルダー・フレイ

(デイビッド・ブラッドリー)

関門橋の領主であり双子城(ツインズ)の城主。7人の妻との間にそれぞれ4~5名の子どもをもうけており、種馬並みの生殖能力を見せつけている。90歳を越えてから娶った8番目の妻は15歳。ボルトンと結託して釁(ちぬ)られた婚儀を首謀し北部の勢力図を塗り替えたが、スターク家の生き残りであるアリアに首を切り裂かれて死亡した。

ライサ・アリン

ライサ・アリン

(ケイト・ディッキー)

タリー家出身。キャトリン・スタークの2歳下の妹。ジョン・アリンの3番目の妻にして未亡人。ジョンの死後(実はベイリッシュに頼まれて彼女が毒殺した)はラニスターの手から逃れるため高巣城(アイリー)に戻る。利用されていることに気づかず昔から恋焦がれていたピーター・ベイリッシュを迎え入れて結婚。ベイリッシュが連れてきた若くて美しいサンサに対する嫉妬心を抑えきれずに自ら悲劇を招き、誰も弔うことができない最期を迎えた。

シリオ・フォレル

シリオ・フォレル

(ミルトス・イエロレム)

元ブレーヴォスの海頭の筆頭剣士。赤の王城(レッド・キープ)でアリアに剣術を教える。謀反人の娘となったアリアを逃がすため木剣で王都の守人(シティ・ウォッチ)の騎士に挑み、散った。

ロブ・スターク

ロブ・スターク

(リチャード・マッデン)

スターク家の長男。父エダードに代わってウィンターフェル城主、北の王となる。連勝を続けていても驕ることなく、家族全員でウィンターフェルに戻るためにジェイミー・ラニスターを人質として和睦交渉を進めるが、シオン・グレイジョイの鉄諸島派遣、タリサとの結婚など、若さ故の甘さもあって諸公の信頼を損なう。そして約束を反故にしたウォルダー・フレイへの謝罪と、エドミュア・タリーの婚礼のために訪れた双子城(ツインズ)でルース・ボルトンに殺害された。遺体は斬首された後、大狼(ダイアウルフ)のグレイウィンドの頭部を付けて城内を引き回された。

レディ・キャトリン

レディ・キャトリン

(ミシェル・フェアリー)

タリー家出身。エダードの妻。ロブ、サンサ、アリア、ブラン、リコンの母。ジョン・アリンの未亡人レディ・ライサの姉。ラニスターに勝つために精力的に動きてロブを助け、ウォルダー・フレイ、レンリー・バラシオンとの交渉をまとめたが、レンリーの死によって状況は一変。子どもたちを救うために捕虜のジェイミー・ラニスターを逃がしてロブと諸公の怒りを買い、監視付きの生活を送る。双子城(ツインズ)の血の婚礼ではウォルダーの妻と引き換えにロブを助けようとしたが・・・・・・思いは叶わなかった。

タリサ

タリサ・マイギア

(ウーナ・チャップリン)

ヴォランティス出身。負傷兵を治療する衛生係として戦場へ。足に重傷を負った騎士の治療がきっかけでロブ・スタークと出逢い、戦場で会うたびに言葉を交わすようになる。その後、ロブがウォルダー・フレイとの間に重要な約束を交わしていることを知りながら接近し、結婚。戦いが続く中で北の王の後継者を宿すが、その子もろとも双子城(ツインズ)の血の婚礼で絶命した。

よくわかる!ゲーム・オブ・スローンズ【シーズン4】登場人物と相関図_メイスター・ルーウィン

メイスター・ルーウィン

(ドナルド・サンプター)

シタデル(知識の城)から派遣されている学匠でウィンターフェルの生き字引のような存在。子どもたちの教育から城の運営まであらゆる面でスターク家をサポートしてきたが、シオン・グレイジョイに占拠された後、海の牝犬(シービッチ)号の船員たちに襲われて負傷。ブランとリコンをオシャに託して逝去した。

よくわかる!ゲーム・オブ・スローンズ【シーズン4】登場人物と相関図_ロドリック・カッセル

ロドリック・カッセル

(ロン・ドナキー)

スターク家の武術指南役。ブラン殺害未遂事件後はキャトリンの守護役として、キングズ・ランディング、高巣城(アイリー)、リヴァーラン城へ同行。シオン・グレイジョイがウィンターフェル城に乗り込んだ時、ラニスター軍と戦っていたトーレンの方塞から駆けつけるが間に合わず、囚われて斬首された。

よくわかる!ゲーム・オブ・スローンズ【シーズン4】登場人物と相関図_エダード・スターク

エダード・スターク

(ショーン・ビーン)

前ウィンターフェル城主および北部総督。幼い頃はロバート・バラシオンとともに高巣(アイリー)城のジョン・アリンに養育された。そのジョン・アリンの死後、ロバートの命を受けて”王の手”となるが、プリンス・ジョフリーに王位継承権はないと主張したため謀反人の汚名を着せられ斬首された。

よくわかる!【海外ドラマ】ゲーム・オブ・スローンズ シーズン7 登場人物と相関図
死の軍団が迫る。北の王、焼けずの女王、鉄の玉座の女王の決断は……!

海の彼方の女王とその周囲の人々

デナーリス・ターガリエン

デナーリス・ターガリエン

(エミリア・クラーク)

狂王(マッドキング)エイリス・ターガリエンの末娘。3頭のドラゴン(ドロゴン、ヴィセーリオン、レイガル)の母。呼び名は『女王(カリーシ)』。遊牧民の王カール・モロの奴隷としてたどり着いた”寡妃の会(ドシュ・カリーン)”の神殿で”焼けずの女王”であることを証明し、血盟の騎士たちを傘下に。3頭のドラゴンとの絆は確かなものとなり、困難を極めた奴隷商人湾の統治にも成功。ヤーラが差し出した100隻を超える船で、いよいよ狭い海(ナロー・シー)を渡る。

ジョラー・モーモント

ジョラー・モーモント

(イアン・グレン)

デナーリス・ターガリエンに生涯の忠誠を誓い”女王の楯(クィーンズ・ガード)”として支え続けてきたが、ミーリーンを制圧した後、王都のスパイとして動いていたことが露見して罷免された。それでも心はデナーリスのもとにあり、ヴォランティスの酒場で遭遇したティリオンを土産にミーリーンへ舞い戻り、大闘技場でデナーリスの命を救った。しかし灰鱗病(グレイスケール)が進行しているため、ヴァエス・ドスラクでの救出作戦の後、デナーリスのもとを離れた。

ティリオン・ラニスター

ティリオン・ラニスター

(ピーター・ディンクレイジ)

発育不全で体が小さいため小鬼(インプ)またはドワーフと呼ばれる。デナーリスの相談役として『ハーピーの息子たち』の背後関係の洗い出し、賢明なる親方(ワイズ・マスターズ)たちとの和平交渉、紅の女を使ったPR作戦など、数々の施策を打ち出した。ミッサンディ、グレイ・ワームからのリスペクト感は乏しいが、デナーリスは政治家としての手腕と命がけで2頭のドラゴン(ヴィセーリオン、レイガル)を解き放った度胸を評価。ウェスタロスへの侵攻を前に”女王の手”に任命された。

ヴァリス

ヴァリス

(コンリース・ヒル)

ライスで奴隷として生まれ育った過去を持つ元小評議会参議の宦官。通称『スパイダー:蜘蛛』。ジョフリー王暗殺事件の後、処刑を待つ身だったティリオンの救出に動き、政治家の才覚を生かしてデナーリスの参謀になることを進言した。ミーリーンでのポジションはデナーリスの相談役であるティリオンのサポート役で、『ハーピーの息子たち』の背後関係を洗い出した。

ミッサンディ

ミッサンディ

(ナタリー・エマニュエル)

19の言語を操る才女。アスタポアで奴隷商人クラズニス・モ・ナクロツの通訳を務めていたが”穢れなき軍団(アンサリード)”とともにデナーリスに買われて侍女となる。ジョラーが追放され、バリスタンが斃れてからは政治的な判断が必要な場面で相談を受けることも増えてきた。グレイ・ワームの気持ちには気づいていて応える用意がある。

グレイ・ワーム

グレイ・ワーム

(ジェイコブ・アンダーソン)

8,000人いる”穢れなき軍団(アンサリード)”の指揮官。アスタポアでデナーリスに買われて部下となった。ユンカイではジョラー・モーモント、ダーリオ・ナハリスとともに戦い、奴隷解放に大きく貢献した。去勢されていても恋心は失っておらず『ハーピーの息子たち』との戦いで瀕死の重傷を追いながら生還した時、ミッサンディにその胸の内を伝えた。

ダーリオ・ナハリス

ダーリオ・ナハリス

(ミキール・ハースマン)

騎馬傭兵部隊”次子(セカンド・サンズ)”の指揮官にしてデナーリス・ターガリエンの愛人。その関係はヒズダール・ゾ・ロラクの死後も変わることがなく、彼女を幸せにするために戦い抜くと誓っていたが、ウェスタロス侵攻において愛人は弱点になるというデナーリスの判断を尊重。次子(セカンド・サンズ)”とともにミーリーンに残り治安を守ることになった。

バリスタン・セルミー

バリスタン・セルミー

(イアン・マッケルヒニー)

元・小評議会参議。元・王の楯(キングズ・ガード)総帥。ジョフリー・バラシオンの即位後、高齢と獅子狩りの際にロバート王を守れなかった責任を問われて解任された。心から信頼できる君主を求めて海を渡り、アスタポアで黒魔術を使う刺客からデナーリスを守ったのを機に女王の楯(クィーンズ・ガード)となる。ミーリーンでも七王国で随一の剣の使い手であることを証明してみせたが、『ハーピーの息子たち』の罠にはまり、命を落とした。

ヒズダール・ゾ・ロラク

ヒズダール・ゾ・ロラク

(ジョエル・フライ)

ミーリーンの名家の家長。奴隷の解放による親方たちの反発を軽減するためデナーリスに闘技大会の再開を提言。『ハーピーの息子たち』の反乱によってバリスタン・セルミーが斃れ、グレイ・ワームが瀕死の重傷を負ったことで一度は地下牢に投獄されるが、統治のためにミーリーンの人々との絆を深めるのが得策と考えたデナーリスと結婚。しかし自らが再開を望んだ闘技場で『ハーピーの息子たち』に襲われて死亡した。

よくわかる!ゲーム・オブ・スローンズ【season3】登場人物と相関図_ザロ・ゾアン・ダクソス

ザロ・ゾアン・ダクソス

(ノンソー・アノジー)

クァースの十三人組のひとり。交易王。ドスラク人を招き入れることに反対する十三人組を説き伏せ、デナーリスたちに宮殿での何不自由ない生活を提供。目もくらむような金と宝石を巨大な金庫に保管している話していたが大嘘で、ドラゴン誘拐とドスラク人殺害の罪でデナーリスに裁かれた。

よくわかる!ゲーム・オブ・スローンズ【season3】登場人物と相関図_パイアット・プリー

パイアット・プリー

(イアン・ハンモア)

クァースの十三人組のひとり。黒魔道師。ザロ・ゾアン・ダクソスと結託してデナーリスのドラゴンを奪おうと計画するが、そのドラゴンに焼かれて死んだ。

カール・ドロゴ

カール・ドロゴ

(ジェイソン・モモア)

戦で負けを知らないドスラク人の騎馬民族王。妻デナーリスと息子レイゴが王 都からの刺客に命を狙われたことに激高。海を渡って鉄の玉座を手に入れると宣言した矢先に決闘で負った刀傷がもとで倒れる。妖女ミリ・マズ・ドゥールの黒魔術でレイゴの命の引き替えに一命を取り留めたものの廃人同然となり、デナーリスの手で最期を迎えた。

ヴィセーリス・ターガリエン

ヴィセーリス・ターガリエン

(ハリー・ロイド)

エイリスの次男。自称ヴィセーリス三世王。父エイリス王と兄プリンス・レイガーの敵を討ち、地位と名誉をロバート・バラシオンとラニスターから奪い返すため、デナーリスとドスラク人の騎馬民族王カール・ドロゴとの婚姻を実現させたが、ドロゴに殺された。

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『数多の顔を持つ神』に仕える者たち

アリア・スターク

アリア・スターク

(メイジー・ウィリアムズ)

スターク家の次女。両眼の視力を失ったあと物乞いとなり、棍棒で攻撃を仕掛けてくる娘と戦い続けることで心身ともに強くなっていく。やがて黒と白の館に戻ることを許され視力を返してもらうが、ジャクエン・フ=ガーの命令に背いたため”娘”に命を狙われる。実力差は歴然としていたが、勝てる可能性がある環境におびき出して”娘”を討ち“顔のない男(フェイスレス・メン)”となってウェスタロスへ戻る。真っ先に向かったのは双子城(ツインズ)。給仕係の顔でウォルダー・フレイに近づき、復讐を果たした。

ジェクエン・フ=ガー

ジェクエン・フ=ガー

(トム・ヴラシア)

『数多の顔を持つ神』に仕える司祭。“顔のない男(フェイスレス・メン)”。ブレーヴォスの『黒と白の館』で、生き地獄からの解放を願う民と、その元凶となっている者に死という贈り物を届けている数多の顔を持つ神の背景はこちら)。王の道でラニスターの騎士に襲われた時、命を救われたのが縁で“顔のない男(フェイスレス・メン)”になりたいというアリアを受け入れ、その素質を買っていたが……。

”娘”

”娘”

(フェイ・マーセイ)

本名不明。『数多の顔を持つ神』に仕える司祭。“顔のない男(フェイスレス・メン)”。ジェクエンの弟子。初めて会った日から敵視してきたアリアを始末する機会を得るが、圧倒的とも言える力差ゆえにアリアの術中にハマり、その顔を『黒と白の館』に提供することに……。

三つ眼の鴉とその周囲の人々

ブラン・スターク

ブラン・スターク

(アイザック・ヘンプステッド=ライト)

スターク家の次男。常冬の大地――ウェスタロスの遙か北に位置するにある不毛の地――のウィアウッドの洞窟に辿り着き、三つ眼の鴉のもとで綠視(過去も現在も、すべてを見渡すことができる力)をマスターするために修行を積む。そのなかでホワイト・ウォーカーの起源やホーダーの本名、父エダードの嘘を知る。そしてホワイト・ウォーカーから逃れるためミーラと洞窟を脱出し、ベンジェンに助けられた後、ジョン・スノウの出生の秘密を知る……。

ホーダー

ホーダー

(クリスチャン・ナイアン)

スターク家に仕える巨体の馬丁。本名はウィリス。少年時代に引きつけの発作を起こして以来「ホーダー」としか言葉を発することができない。気の優しい力持ちで足の動かないブランを背負い、時には抱きかかえて守り続けてきたが、ホワイト・ウォーカーに居所を突き止められたブランを洞窟から逃がすために楯となり……。

ミーラ・リード

ミーラ・リード

(エリー・ケンドリック)

地峡(ネック)出身の沼地人(クラノグマン)。ジョジェン・リードの姉。人並み外れた走力と眼力、聴力を持つ。狩りの達人でもあり弓で食糧を調達して、ジョジェンとブランの三つ眼の鴉を捜す旅をサポートした。ジョジェンの死後は生きる希望を失うが、洞窟で暮らしていた老人に代わって三つ眼の鴉となったブランを命がけで守る。

ベンジェン・スターク

ベンジェン・スターク

(ジョゼフ・マウル)

エダードの弟。冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)の哨士長(ファーストレンジャー)。”壁”の北側に偵察に出て消息を絶っていたが、亡者(ワイト)に追われていたブランとミーラを三つ眼の鴉の導きによって救出。偵察に出て間もなくホワイト・ウォーカーに襲われ、仲間にされそうになった時、森の子らがドラゴングラスを胸に挿してくれたおかげで生き延びたといういきさつを話した。ホワイト・ウォーカーと同じ原理で生きているため、強い魔法が掛けられている”壁”を抜けることはできない。

三つ眼の鴉

三つ眼の鴉

(マックス・フォン・シドー)

常冬の大地にあるウィアウッドの根のなかで暮らす綠視者(グリーンシーアー)。その力を承継するため1,000年前からブランを待ち、何度も彼の夢に現れて導いてきた。そしてすべてを学ばせるため修行を始めるが、その最中にブランが夜の王(ナイトキング)に見つかり、印を付けられてしまう。印があれば洞窟にかけた魔法が効果を失うため、ブランとミーラ、ホーダーに洞窟を去れと告げる……。

夜の王(ナイトキング)

夜の王(ナイトキング)

(ウラジミール・フルディック)

冬が訪れると北から現れる。白い肌と青く光る目を持ち、極冷の剣と鎧で武装して殺戮の限りを尽くすホワイト・ウォーカーの首領。かつては”最初の人々”の1人だったが森の子らに捕らわれ、ドラゴングラスを胸に埋め込まれてホワイト・ウォーカーとなった。人や動物を問わず死者をゾンビとして蘇らせる力を持つが、炎とドラゴングラスには弱い。

森の子ら

森の子ら

(カエ・アレキサンダー)

1万2,000年前に”最初の人々”が大陸にたどり着いたころより何千年も前から、ウェスタロスを治めていたという。ウェスタロスに侵入してウィアウッドの樹木を切り、子どもたちを虐殺する”最初の人々”から身を守るためホワイト・ウォーカーを創出した。

亡者(ワイト)

亡者(ワイト)

(―)

ホワイト・ウォーカーの力でゾンビとして蘇った死者たち。ホワイト・ウォーカーと同様に弱点は炎とドラゴングラス。

ジョジェン・リード

ジョジェン・リード

(トーマス・サングスター)

地峡(ネック)出身の沼地人(クラノグマン)。獣たちの目線で現代だけでなく過去の真実を見ることができる綠視者(グリーンシーアー)。夢のなかで出会ったブランを探してウィンターフェルにやってきて、三ツ目の鴉を探す旅に同行。長い旅の終わりが見えた矢先、亡者(ワイト)に襲われて命を落とした。

冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)と関連人物

サムウェル・ターリー

サムウェル・ターリー

(ジョン・ブラッドリー)

通称サム。角の丘城(ホーンヒル)城主でハイガーデンのタイレル家の旗主である父親に追い払われる形で冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)となる。クラスターの砦から救出したジリとその息子を黒の城(カースル・ブラック)で守りながら野人との死闘で生き残った。戦うよりも学問の方が好きだったこともあり、エイモンの意思を継いでメイスター(学匠)を目指すため、オールドタウンのシタデル(知識の城)で歴史や戦略、治療法を学び始めた。

ジリ

ジリ

(ハンナ・マリー)

クラスターの娘であり妻。サムが砦に立ち寄った際に男児を出産。男児はホワイト・ウォーカーの生け贄にされるため、クラスターに対する冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)たちの反乱に乗じてサムとともに脱出。黒の城(カースル・ブラック)にたどり着く。サムとエイモン、ジョンたちに守られながら暮らしていたが、メイスター・エイモンの死後、サムとともにオールドタウンへ向かった。

アリザー・ソーン

アリザー・ソーン

(オーウェン・ティール)

黒の城(カースル・ブラック)の哨士長(ファースト・レンジャー)。ジョン・スノウが総帥となってからもその考え、生き方を認めようとはせず、野人たちを”壁”の南側に引き入れた直後、冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)の兄弟の誓約を破った裏切り者とみなして暗殺。総帥の座に近づくが、野人たちに捕らえられ、メリサンドルの黒魔術によって蘇生したジョンに処刑された。

エディソン

エディソン・トレット

(ベン・クロンプトン)

ジオー・モーモントが率いた”壁”の北側への遠征、マンス軍との決戦、クラスターの砦での反逆者の一掃作戦、堅牢な家(ハード・ホーム)での野人救出作戦……。すべての死闘に出撃して生き残ってきた猛者であり、ジョン・スノウが最も信頼する盟友の一人。ボルトンと戦うため黒の城(カースル・ブラック)を出たジョンに指名され、第999代目の総帥となった。

オリー

オリー

(ブレノック・オコーナー)

マンス軍との戦いの前、野人に両親を殺害され黒の城(カースル・ブラック)へ助けを求めに走った少年。マンス軍との戦いではイグリットを弓で射た。その後ジョン・スノウ専属の雑士(スチュワード)となり身の回りの世話をするが、ホワイトウォーカーと戦うために野人を味方につけるというジョン・スノウの考えに理解を示すことはなく、アリザーらとともに刃を向けた。

メイスター・エイモン

メイスター・エイモン

(ピーター・ヴォーン)

盲目の学匠(メイスター)。エイリス・ターガリエンの叔父。サムが連れて戻ったジリをゲストとして迎えるなど、若い冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)たちを温かい目で見守ってきた。しかしすでに100歳を超えており、ジョンたちが堅牢な家(ハードホーム)へ向かったあと、サムとジリに看取られて旅立った。

ジオー・モーモント

ジオー・モーモント

(ジェームズ・コスモ)

冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)の総帥。通称『熊の御大』(オールド・ベア)。息子は”女王の楯”(クィーンズガード)としてデナーリス・ターガリエンに仕えているジョラー・モーモント。ジョン・スノウの良き理解者で、亡者(ワイト)の攻撃から身を挺して守ってくれた礼として、ヴァリリア鋼の名剣ロングクロウを彼に贈った。ジョンやサムとともに”壁”の北から迫っている驚異の偵察に出て、帰路に立ち寄ったクラスターの砦で反逆者たちの剣に斃れた。

クラスター

クラスター

(ロバート・パフ)

クラスターの砦の主人。妻から娘から生まれたらその娘を妻にしてまた娘を作る。それを繰り返して生きている。宿を提供してくれる彼のおかげで命をつなぎ止めた冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)も少なくないが、その生き方には誰もが憤りを感じていて、高圧的な態度にも不満を抱いていた。それに自ら火を点けた形で冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)の反逆者たちに襲われ、命を落とした。

よくわかる!ゲーム・オブ・スローンズ【シーズン4】登場人物と相関図_クオリン

クォリン

(サイモン・アームストロング)

”壁”の西端に位置する影の塔(シャドウ・タワー)所属の哨士(レンジャー)。通称”二本指(ハーフハンド)”。”壁”の向こうから迫っている脅威を調べるため偵察に出て、黒の城(カースル・ブラック)から出たジョン・スノウたちと合流。冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)として野人たちの”壁”への侵攻を止める、という大義のために命を捨てる覚悟を決め、ジョン・スノウに斬られた

ヨーレン

ヨーレン

(フランシス・マギー)

冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)の新兵募集係。七王国を巡り、罪人を集めて”壁”に送り込むのが任務。エダードが処刑される時にキングズ・ランディングにいたため、アリアを新兵の一行に紛れ込ませて北へ連れていくが、その途中でアリアとジェンドリー、ホットパイを逃がすため王都の守人に敢然と挑み、命を落とした。

塩の玉座の王と関連人物

ベイロン・グレイジョイ

ベイロン・グレイジョイ

(パトリック・マラハイド)

鉄諸島の領主。200隻の船団を所持するパイク城の主。9年前、王都に反旗を翻したがロバート王とエダード・スタークに鎮圧された。王都侵攻を目指すロブ・スタークから援軍を要請されるがこれに応じず、諸公が南下して手薄となった北部制圧を計画。深林の小丘城(ディープ・ウッド・モット)や要塞(モウト)ケイリンを奪取するがボルトンの攻撃を受け撤退。嵐の夜、長旅から戻った弟のユーロンに殺害された。

ヤーラ・グレイジョイ

ヤーラ・グレイジョイ

(ジェンマ・ウィーラン)

シオンの姉。父ベイロンの死後、鉄の民の王――塩の玉座の王として名乗りを挙げ、ベイロンを殺害したユーロンを兇弾するが選王民会での支持を得られず、すべての船を奪って鉄諸島から逃走。シオンとともにミーリーンへ向かい、ウェスタロス侵攻に必要な船団を欲していたデナーリスと協定を結んだ。

シオン・グレイジョイ

シオン・グレイジョイ

(アルフィー・アレン)

グレイジョイ家の末男。サンサ・スタークとともにラムジーの追撃を逃れた後、故郷の鉄諸島に戻り、次代の王として姉ヤーラを支持。ミーリーンでのデナーリスとの交渉でもサポート役を務めた。ウィンターフェルで罪のない農家の子たちを処刑したことに対する後悔か、ラムジーに蹂躙されて心身ともに深く刻まれた傷のせいか、大海原に出てもその表情は曇ったままだ。

ユーロン・グレイジョイ

ユーロン・グレイジョイ

(ピルウ・アスベック)

ベイロンの弟。9年前のグレイジョイの反乱ではラニスポートを襲撃してタイウィンの艦隊を焼き尽くした。その後は海賊として生きていたが鉄諸島に帰還。嵐の夜、ベイロンに自分こそが溺神だと主張して引退を迫り、橋から投げ落として殺害。そして選王民会ではデナーリス・ターガリエンを口説き落としてウェスタロスを侵略すると宣言して支持を得、塩の玉座の王となった。

旗印なき兄弟団(ブラザーフッド)と関連人物

旗印なき兄弟団(ブラザーフッド)と関連人物_ベリック・ドンダリオン

ベリック・ドンダリオン

(リチャード・ドーマー)

『光の王』(ロード・オブ・ライト)のもとに集い臣民のために戦うアウトロー集団「旗印なき兄弟団」(ブラザーフッド)の首領。元はスターク家の家臣で、エダードがジェイミーに襲われて重傷を負った後、グレガー・クレゲインの軍を叩くため三叉鉾河(トライデント)へ進軍したが、ママーズフォードで奇襲を受けて敗走。その後、ロバート王の逝去とエダードの斬首を機に、命ある限り臣民のために戦うと誓った。

旗印なき兄弟団(ブラザーフッド)と関連人物_ソロス

ソロス

(ポール・ケイン)

ミア出身。旗印なき兄弟団(ブラザーフッド)の一員。『光の王』(ロード・オブ・ライト)を崇める司祭。スターク家の家臣として行動を共にしてきたベリック・ドンダリオンを、これまで6度にわたって蘇らせている。

旗印なき兄弟団(ブラザーフッド)と関連人物_サンダー・クレゲイン

サンダー・クレゲイン

(ロリー・マッキャン)

通称『ハウンド:猟犬』。元ジョフリー・バラシオンの”王の楯(キングズ・カード)”。洞窟の丘(ホロウ・ヒル)でのベリック・ドンダリオンとの決闘裁判を制した後はアリア・スタークを連れて双子城(ツインズ)から高巣城(アイリー)へ向かうが、身代金を奪うことは叶わなかった。その後、アリアを保護しに来たブライエニー・タースとの一騎討ちに敗れて瀕死の状態になるが、名もない司祭に命を助けられ、聖堂の建設を手伝う。それがきっかけでベリック、ソロスと再会し、旗印なき兄弟団(ブラザーフッド)に入れと誘われる。

”壁”の向こうの王と野人たち

トアマンド

トアマンド

(クリストファー・ヒヴュ)

”巨人殺し(ジャイアンツペイン)”の異名をとる野人の戦頭。ジョン・スノウとともに堅牢な家(ハードホーム)へ遠征し、族長たちを説得して数千人の野人を”壁”の南側に連れて戻った。ジョン・スノウを信頼しており、ボルトンとの戦いにも率先して参加し、獅子奮迅の活躍を見せた。女剣士のブライエニー・タースが気になって仕方がない様子。

マンス・レイダー

マンス・レイダー

(キアラン・ハインズ)

”壁”の向こうの王。元冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)で、当時は”二本指(ハーフハンド)”のクォリンの誓約の兄弟だった。ホワイト・ウォーカーの脅威から逃れるために「南に行かなければ全滅」すると言って60の種族が存在する野人(自由人)たちを統率して10万の軍を形成。”壁”を挟んで冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)と一夜の死闘を繰り広げた。無益な戦いを避けて民の命を守りたいという思いから、その間隙を縫って侵攻してきたスタニス軍には降伏したが、忠誠を誓うことを拒否。ジョン・スノウの説得にも応じず、火あぶりの刑を受け入れた。

鎧骨公(ロード・オブ・ボーンズ)

鎧骨公(ロード・オブ・ボーンズ)

(ロス・オヘネシー)

野人の戦頭(いくさがしら)。ジョン・スノウを捕らえ、”壁”の向こうの王マンス・レイダーと引き合わせる。堅牢な家(ハードホーム)でトアマンドの言葉に耳を貸さず侮辱したため殴り殺された。

イグリット

イグリット

(ローズ・レスリー)

”壁”の向こうで生まれ育った野人の娘。弓矢の達人。野人たちの動向を調べるために偵察に来たジョン・スノウと接近。いずれは敵味方になって戦うことになるとわかっていながら男と女の関係になり、愛し合う。ジョンが黒の城(カースル・ブラック)に戻ったあとも「自分の手で仕留める」と言って矢を作り続けていたが、”壁”を巡る戦いでそれを彼に向けて放つことはなかった・・・・・。

オレル

オレル

(マッケンジー・クルック)

狼潜り(ウォーグ)の力を持つ野人。イグリットに想いを寄せており、ジョン・スノウのことは一貫して「鴉」と呼び、まったく信用しないまま行動を共にする。”ブランドンの贈り物”でジョンが老人を助けるために裏切った時に命を落とした。

狭い海(ナロー・シー)の王とその周囲の人々

スタニス・バラシオン

スタニス・バラシオン

(スティーブン・ディレイン)

ドラゴンストーン城主。ブラックウォーター湾の戦いで王都軍に惨敗した後はくすぶっていたが、ブレーヴォスの鉄の銀行(アイアン・バンク)で資金の調達に成功。兵力を大幅に増強し「七王国の真の王」となるために”壁”の向こうに乗り込んでマンス・レイダー軍を制圧。しかしマンスを説得できず野人たちを兵に加えることは叶わなかった。黒の城(カースル・ブラック)に留まったあと北部制圧を目指してウィンターフェルに進軍するが、雪と寒さ、ボルトン軍の奇襲によって兵力は激減。ボルトン軍との勝ち目のない戦いに挑み、敗軍の将となった。

シリーン

シリーン

(ケリー・イングラム)

スタニスの一人娘。進行は止まっているが不治の病と言われる灰鱗病を患っており、顔の左半分だけ石化人化しているため地下室に隔離されている。ダヴォス・シーワースを「玉葱の騎士」と慕い、彼が地下牢に投獄されたのを機に絵本を使って文字の読み方を教える。ダヴォスとセリースは反対したが、「王の血」が切り札になると考えていたメリサンドルの強い意向でスタニスの北部遠征に帯同。窮地に追い込まれたスタニスを救うため『光の王』(ロード・オブ・ライト)への生け贄にされた

レディ・セリース

レディ・セリース

(タラ・フィッツジェラルド)

フロレント家出身。スタニス・バラシオンの妻。これまでに3人の息子を宿すが、病弱な体質のためいずれもこの世で生を受けることはなかった。『光の王』(ロード・オブ・ライト)を崇め、跡継ぎを産めなかった負い目もあるため、メリサンドルの言動にはいっさい口を出さない。娘のシリーンにはいつも冷たくあたってきたが、その最期の瞬間にようやく母親としての自然な感情を取り戻した。

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相関図

よくわかる!【海外ドラマ】ゲーム・オブ・スローンズ シーズン6 登場人物と相関図
(※参照:スターチャンネル

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