
2つの入れ墨がフクロウの洞窟へと導く。
ハリーは、ジョシーの裏切りによって命を落としたエッカートの元秘書ジョーンズに寝込みを襲われるが、危機一髪でこれを退ける。逮捕されたジョーンズは取り調べに対して黙秘を続けているのでハリーは襲われた理由が分からず戸惑うが、クーパーは(彼女がジョシーが使っていた口紅をつけてベッドに入ってきたことから?)「性的な嫉妬だ」と断言する。
ウィリアムは昨日、ウィンダムが自宅に来て次の指し手を置いていったことをハリーに話す。それを聞いたクーパーはまた次の指し手を新聞広告に出すという。ハリーのもとにはジョシーの名で盆栽が届いていた。これを送ったのはウィンダムで、盗聴器が仕込んであることに誰も気付いていない。
そこへゴードンが来て、クーパーにFBI捜査官復帰を命じる。ゴードンによると、ガーランド少佐が話していたブルー・ブック計画に、ウィンダムも極秘任務という形で2年間関わっていたという。
ウィンダムは、間もなく開催されることになっている「ミス・ツイン・ピークスコンテスト」で選ばれたクイーンを、クーパーの目の前で処刑するつもりでいる。「クーパーは何もできずに見ているしかない」と自身たっぷりにレオに話す。
ベンジャミンは過去の過ちを償い、いい人間になろうとするあまり、ずっと昔に関係があったアイリーンにも許しを請うために接触。アイリーンは構わないでほしいと突き放すが、ドナは二人の関係が気になって仕方がない。イベントをきっかけにジョンとの距離を縮めているオードリーは、そんなドナの悩みを聞いて力になる。ベンジャミンはパイン・ウィーゼルの保護問題の注目度を高めるため、シアトルに行って環境運動の専門家と会うようオードリーに命じる。ジョンはオードリーに恋をしたことをベンジャミンに話す。
ゴードンはクーパーと「ダブル・R・ダイナー」へ行き、シェリーの美貌に夢中になる。シェリーは「もう少し小さな声で話して」と頼むが、ゴードンは構わず前のめりになってアプローチする。すると彼女の声だけは補聴器の助けを借りなくても聴こえることに気づき、奇跡だ!と喜ぶ。
クーパーは、そばで見ているハリーが恋に堕ちたと確信できるほどアニーに好意を寄せているが、修道院から出てきたばかりのアニーは戸惑うことが多く、そういうことに興味が持てない。しかしアニーは、ガーランド少佐と丸太おばさんの入れ墨を組みわせてクーパーが描いた絵を見て「フクロウの洞窟と同じね」と、大きなヒントを与える。
教師に変装したウィンダムは偶然を装い図書館でオードリーに接触。
フクロウの洞窟の探検を始めたクーパーたちは、壁に描かれた謎の絵を発見する。フクロウに驚いたアンディの行動によって壁の一部が剥がれて模様が描かれた木製のレバーがあらわれる。
クーパーとアニーは「グレート・ノーザン・ホテル」のバーで偶然出会って話をする。手首の疵を見られたと気づいたアニーは「失敗の名残りよ」と説明。そんな彼女にクーパーは「力になりたい」と申し出る。
事務所を盗聴しているウィンダムは、クーパーたちが引き上げていった(レバーが現れたのに何もしなかったのが不思議……)あと、フクロウの洞窟へ。仕掛けに気づいたウィンダムがレバーを回すと、洞窟全体が地響きをたてて動き出した。
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