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『Dr.コトー診療所2006』登場人物
()ネタバレを含みます。

五島 健介
(吉岡 秀隆)
志木那島診療所の医師。通称コトー。赴任から4年。最後は辛くなると分かっていながら一人ひとりの患者と家族同然に接し、命と向き合ってきた。2006では医療の常識を超えた現実に打ちのめされながら、最も大切な存在になっている彩佳を執刀する。

星野 彩佳
(柴咲 コウ)
受付から往診、外科手術の助手まであらゆる仕事をこなし、島民から絶大な信頼を得ている志木那島診療所の看護師。乳がんの治療をしていることを両親に隠し、理学療法士の資格を取得するため東京の学校に通う。

星野 正一
(小林 薫)
「救える命を諦めないために」という信念で20年に渡って島の医師を捜し続け、コトーを招聘した役場の民政課長。彩佳の父。2年前の豊漁祭の日、昌代の異変に築けなかったという後悔が消えないなか、彩佳の乳がん発症という過酷な現実に直面する。

星野 昌代
(朝加 真由美)
彩佳の母。2年前の豊漁祭の夜に脳内出血で倒れ、右半身の麻痺と言語障害という重い後遺症が残ったが、コトーの好きな卵焼きを作れるまでに回復。自分を責め続けてきた正一、がんと戦う彩佳、大きな秘密を抱えたコトーを思いやる。

和田 一範
(筧 利夫)
役場の職員であり診療所の事務長。医療の専門家ではないが記録係として外科手術にも立ち会い、コトーと彩夏を支える。写真撮影が趣味で愛機はライカ3a。

原 剛利
(時任 三郎)
剛宝丸船長。島で1・2を争う腕のいい漁師だったが、夢に向かって歩み始めた剛洋を後押しするため命より大事な船を売り、本土で現場作業員として働く。事故を起こして示談金を背負い、詐欺で剛洋の学費も喪うなど、窮地に立たされながらも意地を張り続ける。

原 剛洋
(富岡 涼)
医者になるという夢を叶えるため、10歳で島を離れ東京へ。島の住民の期待を背負って私立の名門・開瑛中学に入学するが、レベルの違いを痛感。父に経済的に大きな負担を掛けていることもあって望郷の想いを募らせる。

安藤 重雄
(泉谷 しげる)
漁業協同組合漁労長。通称シゲさん。星野正一とは同級生。口は悪いが義理人情に厚く、漁師仲間や島民から慕われている。妻とは死別していて、東京に娘(リカ)がいる。

西山 茉莉子
(大塚 寧々)
漁協の漁師たちが毎日通うスナック&食事処『まり』のママ。原の亡妻の同級生でコトーの理解者。中学生の息子(竜一)がいるが、離れて暮らしている。

仲依 ミナ
(蒼井 優)
夫のDVから逃れて人生をやり直すために大学病院を辞めて志木那島診療所の看護師となり、星野家に下宿している。看護師募集のパンプレットで和田が撮影した夕景の写真を見て感激したことが志木那島に決めた理由。

坂野 ゆかり
(桜井 幸子)
本土で暮らす親の反対を押し切り島に嫁いできた。4年前、妊娠中毒症による子癇発作を乗り越えて長女(千賀)を出産。親子3人で幸せに暮らしていたが、医の不調を訴えて診療所で検査を受ける。

坂野 孝
(大森 南朋)
ゆかりの夫。役場の職員。どうして妻ばかりが……というやりきれない思いを抱えながら、1秒でも長く生きると決めてがんと戦うゆかりを支える。

山下 努
(船木 誠勝)
格闘家のような屈強な体格の漁師。3児の父。茉莉子の同級生。口を開くと的外れなことを言って皆を呆れさせる。

鳴海 慧
(堺 雅人)
彩佳の主治医でコトーとは旧知の関係。大学病院で年間120件の執刀を行う乳がん治療のエキスパート。クールな性格だが、最愛の妻の執刀についてはずっと悔いている。

小沢 信二
(光石 研)
東京の私立小学校から志木那島へ赴任してきた教師。ひなが元気になるに連れて島の人たちと距離を取るようになり、東京に帰りたいと言い始めた小百合に不満を抱いている。

小沢 小百合
(神野 三鈴)
信二の妻。週刊誌記者・巽健司が書いたルポ記事を読んでコトーのことを知り、志木那島への移住を決めた。当初はこの環境を喜んでいたが、徐々に島の人たちと距離を置き始め……。

小沢 ひな
(尾崎 千瑛)
信二・小百合の娘。アレルギーとぜんそくの持病を抱えている。空が蒼く空気のおいしい志木那島へ来て身も心も元気になったが、両親がいい争うことが増えたことに心を痛めている。

山下 左千夫
(石橋 蓮司)
【第2話】通称さちおじ。頑固で偏屈な土建屋の親方。昨年、長年付き添った妻を亡くしひとりで暮らしている。背中を痛めて動けない状態で自宅が炎に包まれ、大やけどを負う。

仲依 知明
(忍成 修吾)
【第9話】ミナの夫。離婚届を置いて出ていったミナを志木那島まで追いかけてきて、暴力を振るい、病に倒れる。

三上 新一
(山崎 樹範)
【第11話】昭英大学附属病院の医師で巽健司の妹を放置した医療過誤の当事者。コトーが執刀した与党幹事長の胃がん手術の後、大学病院を辞して礼文島に赴任した。
『Dr.コトー診療所2006』あらすじ
()ネタバレを含みます。
『先生に胸を見られたくないとか……・そんなことを考えてしまう自分が嫌だったんです』
2006年2月。剛洋(富岡涼)の開瑛中学合格に沸く志木那島へ向かう定期船のなかで事件が起きる。出張帰りの村長が、酔って若い女性に絡んでいる乗客を止めようとして突き飛ばされ、意識を失ったのだ。専門学校の下見と偽って東京の大学病院で診察を受け、島へ戻る途中に偶然居合わせた彩佳(柴咲コウ)は、無線でコトー(吉岡秀隆)の指示を受けながら気管を切開。村長は一命を取り留める。
港で村長と彩佳を迎えたコトーは、すぐに診療所へ運ぶよう指示。すると、船で男たちに絡まれていた女性が一緒に行くという。彼女は春から理学療法士の専門学校に通う彩佳の代わりに正一(小林薫)が呼んだ看護師・仲依ミナ(蒼井優)だった。(70分)
『僕に治療をさせてもらえませんか?』
彩佳が誰にも言わず、東京で乳がんの治療をしようとしていると知ったコトーは、大学病院の医師・鳴海(堺雅人)から届いた資料を注意深く見る。そして「僕に治療をさせてもらえませんか」と頼み、必ず治すと言い切る。彩佳は少し時間がほしいと返答し、診療所でミナの指導を続ける。
剛洋の中学入学が間近に迫り、那覇の工事現場で働く剛利は入学金を全額振り込む。しかし費用の工面には不安があり、担当現場を増やしてほしいと上司に頼む。そんななか、家が火事で全焼し、大やけどを負ったさちおじ(石橋蓮司)が診療所に運び込まれてくる。(46分)
『よかった。パパとママが一緒にいてくれて』
ミナは2年前にぜんそくの治療のために島へ来たひな(尾﨑千瑛)と仲良くなり、貝殻集めを手伝う。ひなは最近諍いが絶えない両親に仲直りしてもらいたくて、結婚記念日に手作りのブローチをプレゼントするつもりだったのだ。
そんなある朝、ヒナは鼻血が止まらなくなる。ひなの母・小百合は健康診断でのミナの注射が原因ではないかと訴えるが、コトーはきっぱりと否定。風邪などによる血小板の異常で、安静にしていれば大丈夫と説明する。
しかしミナを信用できない小百合は、入院中の食事まで自分で用意し、信二(三石研)とまた言い争いに。それを見かねたヒナは診療所を抜け出して貝殻を探しにいく。
東京では彩佳が抗がん剤治療を始め、剛洋は学力テストを重ねるたびに自信を喪失してゆく。そして剛洋の学費を稼ぐため、昼夜問わず働き続けていた剛利は、寝不足のまま重機を操作して……。(46分)
『剛利だけど……例の話、まだ間に合うか?』
剛洋の学費を稼ぐために無理を重ねて事故を起こし、400万円の示談金が必要になった剛利は、島の後輩で那覇の投資顧問会社に勤めている宮野博(山崎銀之丞)と偶然再会。未公開株を買わないかと持ちかけられる。
島では豊漁祭が近づいてくる。2年前の出来事を悔いて酒を断ち、祭りを避ける正一を見て、重雄(泉谷しげる)は「いつまでもクヨクヨしてんじゃねえ!」と激怒。昌代はこれ以上よくならないと考え始めている正一を連れて診療所へ怒鳴り込む。そんな2人にコトーは、昌代の今の状態とこれから先の見通しについて話す。(47分)
『俺はみんなに助けてもらう資格なんかねえ。剛洋の父親の資格もねえ』
400万円の示談金を背負ったうえに島の後輩に欺されて学資保険の積立金を喪った剛利は、先の見通しが立たないまま志木那島に戻り、夏休みで帰省した剛洋と久しぶりに親子水入らずの時間を過ごす。
剛利の状況を知った正一は重雄とも相談して力になると申し出る。しかし剛利は、茉莉子の店に行き、困った時はお互い様だと言った重雄に「余計なことをしないでくれ」と言い放ち、取っ組み合いの喧嘩に。その場にいた剛洋は父に大きな負担をかけていると知って心を痛める。
その夜、診療所でひとりになったコトーは、東京の鳴海から彩佳の腫瘍の縮小が見られないと告げられ、正一と昌代に彩佳のことを話す時が迫っていると感じる。そして、志木那島に嵐が迫ってくる。(46分)
『シゲさん。みんな。すまねえッ』
父の窮状を知った剛洋は、進学校でレベルの違いを思い知らされていることもあって、志木那島に戻りたいとコトーに話す。その剛洋を応援する星野は、新しい奨学金制度の制定に向けて奔走。いい方向へ進んでいることを本土でスクラップ処理の仕事を始めた剛利に話すが、星野には「すまねえ」と詫びる剛利の真意が分からない。
そんなある日、なにかと言えば剛洋と比較されてくさっていた邦夫が、喫煙がバレて悪態をついた後、激しい腹痛を訴える。腸閉塞と診断したコトーはオペを行うが、麻酔を始めたとたん、邦夫は全身に痙攣をおこす。(46分)
『ゆかりさんは、生きることだけを考えてください』
胃の不調を訴えていたゆかり(桜井幸子)は検査の結果、胃がんと判明。内視鏡とレントゲンでは転移が見られなかったことから、コトーは手術で治癒する可能性は十分にあると説明。孝(大森南朋)と娘の千賀に負担をかけたくないゆかりはコトーの執刀を希望する。
しかし、開腹してみると広範囲に転移が見られ、手がつけられない状態だった。コトーはやむなく術式を切り替えて手術を終え、坂野に事実を告げる。余命は3カ月。坂野は愕然としながらも平静を装うが、ゆかりは夫が笑わなくなっていることに気づき、コトーに本当のことを話してほしいと頼む。
一方、漁師に戻った剛利は、東京の剛洋から彩佳について気になる話を聞いていた。島の土産を渡すためにアパートを訪ねた時、声を掛けられないほど彩佳の様子がおかしかったと。剛利はそのことを星野に話そうとするが……。そんななか、志木那島にまたひとつ、新しい命が誕生した。(46分)
『今が一番、生きているって感じがするんです』
ゆかりの抗がん剤治療が始まった。コトーの勧めで点滴投薬の時以外は自宅で療養することになったゆかりは、1日1日を愛おしいと感じながら穏やかに明るく過ごす。そしてゆかりは泣き言ひとつ漏らすことなく、2クールの治療を終えた。コトーはゆかりの頑張りに敬服し、血液検査を勧めた。
数日後、診療所に届いた検査結果は驚くべきものだった。腫瘍マーカーの数値が劇的に改善されていたのだ。
「そんなはずは……」我が目を疑ったコトーは、彩佳の主治医の鳴海に電話で意見を聞く。鳴海は「一時的な小康状態だ。がんを甘く見てはいけない」と冷酷に告げ、抗がん剤治療の副作用に耐えている彩佳の様子を伝えた。
しかし、回復は一時的なものではなかった。検査のたびに腫瘍マーカーの数値が改善され、末期だんと診断されたゆかりの病状はどんどん良くなっていった。そしてコトーは、医者としては受け入れがたい奇跡と直面する。
『治そうという強い意志があれば、病はきっとよくなります。身体だけじゃない、心の病も』
仲依知明(忍成修吾)という青年がミナを訪ねて診療所にやってくる。聞けば彼はミナの夫で、突然、離婚届を置いて出ていったミナを追いかけてきたらしい。ミナは知明の姿を見たとたん部屋に逃げ込むが、星野に説得され、仕事が終わってから話をすると言う。
しかし、その日の夕方、ミナは傷だらけで歩いているところを茉莉子と剛利に保護され、店でコトーの治療を受ける。ミナは結婚していたのを黙っていたことを謝り、知明のDVから逃げてきたと打ち明ける。
翌日、星野は知明に説明を求めるが、知明は暴力など振るっていないと釈明したうえで、夫婦のことに立ち入らないでほしいと主張する。コトーは知明が深刻な病気をかかえていると感じるが……。(46分)
『余計なお節介かもしれねえが、彩佳はやっぱり、先生にそばにいてもらいたいんじゃないのか』
「先生が半年もの間、黙っとったことが、残念でならん。わしはもっと……・」
手術の同意書と手紙を受け取り、彩佳が東京でひとり、乳がんの治療をしていることを知った星野は、頭を下げたコトーを責める。
一方、彩佳は鳴海から術式について説明を受ける。彩佳は看護師として復帰することを第一に考え後遺症が残らないようにしてほしいと訴えるが、鳴海に「命と多少の後遺症。どちらが大事ですか?」と問われ言葉に窮する。
東京で彩佳に会い、主治医の鳴海から説明を受けた星野は「生存率でしか判断できない」という言葉に釈然としないものを感じる。そして、島に戻ってコトーの手術を受けた方がいいんじゃないかと彩佳に話す。(46分)
『君がもし、星野さんに特別な感情を持っているのなら、オペの前にこういう現実があることを知っておいてもらいたかった』
彩佳を執刀することになったコトーは、彼女が看護師の仕事を続けられるようにリンパ節を残すと鳴海に主張する。その夜、コトーは鳴海の自宅へ招かれ、植物状態になっている妻を紹介されて「涼子は生きている?死んでいる?どっちだ?」と問われる。彼女は5年前に心臓発作を起こし、教授の制止を振り切って鳴海がオペを担当した。
鳴海にとっては当然の選択だったが、その結果、彼女は動くことも言葉を発することもできなくなった。「医者が人である限り、オペに絶対はない。それでも執刀したいというのなら僕は止めない」
鳴海の言葉を、コトーは重く受け止める。
そして12月21日。島のみんなが無事を祈るなか、彩佳の手術が始まった――。(70分)
『Dr.コトー診療所2006』好きなシーンBEST5
【第5位】愉快な仲間たち(#2)
さちおじの家にクスリを届けた和田とミナが診療所へ戻る途中で漁師の連中と出会い、挨拶した時のシーン。2006は2004にも増して重いシーンが続くので、こういうコミカルなシーンは貴重です。それにしても漁師たちの表情の捉え方は、ファーストシーズンから凝ってますね。
【第4位】陸(おか)に上がった漁師(#6)
詐欺に遇ってすべてを喪った後、本土のスクラップ処理場で埃まみれになって働く原をシゲが訪ねて背中でこぼす場面。志木那島から6時間以上かけて会いに来ながら、本当の理由を告げないで去っていくシゲと、助けて欲しいと言えない原の不器用さがせつない。
【第3位】秘密を抱え続けてきた者(#10)
彩佳が東京で乳がんと戦っていると知った昌代が、星野と一緒に診療所へ来て、コトーを精一杯の言葉で労い、思いやり、彩佳のそばにいてやってほしいと頼みます。初回放送では嗚咽。以降、何度見ても泣けるのがこのシーンです。
【第2位】奇跡に直面して(#8)
胃がんで余命3ヵ月と診断したゆかりの状態が、抗がん剤治療でどんどん良くなり、ついには転移が消えるという、現代医学では考えられない奇跡に直面したコトー。家族同然の患者が元気になったことを喜びつつも、素直に受け入れることができない名医の苦悩を表現したひと言ですね。
【第1位】最も大切な人だと知っているからこそ(#11)
自ら志願した彩佳のオペ。思いがけない出血によって我を忘れ、冷静さを失ったコトーを鎮めたのは鳴海のこの言葉。彩佳がコトーにとって最も大切な人だと知っているからこそ、最も大切な人を救えなかった経験があるからこそ、発することができた言葉です。


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