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『Dr.コトー診療所』(2003)登場人物
()ネタバレを含みます。
五島 健介
(吉岡 秀隆)
志木那島診療所の医師。通称コトー。将来を嘱望された優秀な外科医だったが、ある出来事を機に大学病院を辞し、本土から船で6時間の無医島へ赴任。命と真剣に向き合うことで島の人々の信頼を得ていく。
星野 彩佳
(柴咲 コウ)
受付から往診、外科手術の助手まであらゆる仕事をこなし、島民から絶大な信頼を得ている志木那島診療所の看護師。どんな状況でも真剣に命と向き合うコトーに惹かれていく。
星野 正一
(小林 薫)
「救える命を諦めないために」という想いで20年間、島の医師を捜し続けてきた役場の民政課長。彩佳の父。大学病院での出来事を知りながらその腕と人柄に惚れ込み、コトーを招聘した。
星野 昌代
(朝加 真由美)
彩佳の母。元保育士。神戸で正一と出会って志木那島に嫁いできた。コトーの理解者。
和田 一範
(筧 利夫)
役場の職員であり診療所の事務長。医療の専門家ではないが記録係として外科手術にも立ち会い、コトーと彩夏を支える。写真撮影が趣味で愛機はライカ3a。
原 剛利
(時任 三郎)
剛宝丸船長。島で1・2を争う腕のいい漁師。妻を誤診で亡くしているため医者を憎み、コトーのことも認めようとしないが、息子・剛洋の船上手術を機にコトーの仕事を注視する。
原 剛洋
(富岡 涼)
漁師の息子として育つが、船上で虫垂炎の手術をして命を助けてくれたコトーに憧れてシュバイツァーの伝記を読み、医者をめざす。
安藤 重雄
(泉谷 しげる)
漁業協同組合漁労長。通称シゲさん。星野正一とは同級生。口は悪いが義理人情に厚く、漁師仲間や島民から慕われている。
西山 茉莉子
(大塚 寧々)
漁協の漁師たちが毎日通うスナック&食事処『まり』のママ。原の亡妻の同級生でコトーの理解者。小学生の息子がいるが、離れて暮らしている。
坂野 ゆかり
(桜井 幸子)
本土で暮らす親の反対を押し切り島に嫁いできて4年。ようやく子どもを授かったが、コトーの赴任後、妊娠中毒症による子癇発作で倒れる。
坂野 孝
(大森 南朋)
ゆかりの夫。役場の職員。
山下 努
(船木 誠勝)
格闘家のような屈強な体格の漁師。2児の父。茉莉子の同級生。口を開くと的外れなことを言って皆を呆れさせる。
原沢 咲
(石田 ゆり子)
五島の研修医時代からの同僚で昭英大学附属病院の産婦人科医。志木那島の医療が五島の自己犠牲によって成り立っていることを危惧する。
内 つる子
(千石 規子)
生まれ育った志木那島でこれまで3000人の赤ん坊を取り上げてきた助産婦。いまだ現役で、坂野ゆかり(桜井幸子)が妊娠中毒症による子癇発作で倒れた際は豊富な知識と経験でコトーを支えた。
山下 明夫
(今福 将雄)
通称あきおじ。西瓜と手編みのわら草履が人生の宝だという老人。コトーを信頼して癌の手術を頼む。
内 誠
(國村 隼)
【第2話】つる子の息子。本土で暮らしている。志木那島に帰省した時、吐血して倒れた母親を心配して診療所に集まってくれた多くの島民と言葉を交わし、母親はひとりじゃなかったのだと知る。
芦田 ゆき
(木村 佳乃)
【第4・5話】コロラド医科大卒の新人医師。代議士・芦田の娘。先輩医師の咲からコトーのことを聞き、志木那島へ。その仕事ぶりを間近で見て理想と現実の違いを学び、ここに置いてほしいと言い出す。
芦田 雄一郞
(竜 雷太)
【第4・5話】代議士。ごみ処理場建設の下交渉のため秘書の出身地の志木那島へ。漁師や住民たちの反発に遇いながら行った講演中に腹部の激痛を訴えて倒れる。
竜一
(神木 隆之介)
【第5・6・7話】茉莉子の息子。両親の離婚後、父方に引き取られて東京で暮らしている。たったひとりで母親に会いに来て、ケガをして診療所に入院する。
安藤 リカ
(伊藤 歩)
【第7話】重雄のひとり娘。彩佳の幼なじみ。東京で美容師の仕事をしていたが、ある日突然、大きなお腹で島に戻ってきて皆を驚かせる。
巽 健司
(津田 寛治)
【第8・9話】週刊誌記者。事故で病院に運ばれた後、適切な治療をせずに妹を見殺しにし、その事実を揉み消した昭英大学附属病院とコトーを告発。追跡取材で志木那島へやってきて、コトーの過去を明らかにする。
三上 新一
(山崎 樹範)
昭英大学附属病院の医師で巽健司の妹を放置した医療過誤の当事者。診療所を退職したコトーと再会。助手として与党幹事長の胃がん手術に臨む。
奥村 史郎
(大和田 伸也)
【第11話】昭英大学附属病院の外科部長。与党幹事長の胃がん手術の執刀をコトーに依頼する。
『Dr.コトー診療所』(2003)あらすじ
()ネタバレを含みます。
『僕は、死亡診断書を書くためにこの島に来たわけじゃありません』(五島 健介)
助かる命を諦めたくないという星野(小林薫)の想いに応えて志木那島診療所に赴任した五島健助(吉岡秀隆)だったが、看護師の彩佳(柴咲コウ)を含め、島の人々は誰も新しい医者に期待していなかった。仕方なく、不足している医療器具を自作して患者を待つ五島。すると夜が更けてから漁師の原(時任三郎)の一人息子・剛洋(富岡涼)が急性虫垂炎を発していることが判明。五島は緊急手術が必要だと訴えるが、妻を医者の誤診で亡くしている原は剛洋を本土の病院まで連れていくと言う。(70分)
『すごいことかもしれない。この島に、あんな先生が来ちゃったことがさ』(西山 茉莉子)
剛洋を船上で手術したという話はあっという間に広まり、コトーは島民から好奇の目で見られ、様子を見に来た漁労長の安藤重雄(泉谷しげる)からは藪医者扱いされる。そんなある日、助産婦の内つる子(千石規子)が、母親を迎えるために志木那島へ帰省していた誠(國村隼)の前で吐血して倒れる。コトーの診断は腹部大動脈瘤。本土の病院での手術を勧めるが、つる子はこの島を出るつもりはないと言い張る。(46分)
『外科医ってのはよ、1カ月も手術していないと人を切りたくなるらしいぜ』(安藤 重雄)
剛洋とつる子を続けて救ったことで、島の人のコトーを見る目は変わり、診療所にも徐々に人がやってくるようになった。そんななか、妊娠中の坂野ゆかり(桜井幸子)が倒れる。コトーとつる子は妊娠中毒症による子癇発作と診断。産科の経験がないコトーは大学病院の原沢咲(石田ゆり子)を頼るが、彼女は早産に対応できる設備がないなら赤ん坊は諦めるしかないと言明。つる子も夫の孝(大森南朋)にそう諭すが……。(46分)
『ここは学校じゃありません。同じ症状の患者さんが10人いれば、10通りの治療法を考えなくては』(五島 健介)
診療所に芦田ゆき(木村佳乃)という女性が訪ねてくる。彼女は先輩医師の咲からコトーのことを聞き、仕事ぶりを見に来たのだ。突然の女性の訪問者に彩佳の心は波立つ。同じ頃、ゆきの父で代議士・芦田雄一郞(竜雷太)も志木那島出身で秘書の阿部純一(井澤健)とともに島へ来ていた。目的は巨大ゴミ処理場の誘致。住民たちの反発にあうなか、純一の母・広子が診療所へ運ばれてくる。丸太のように腫れあがった脚を見て、ゆきは壊死性の感染症を発症していると診断。いますぐ切断しないと危険だと純一に説明する。(46分)
『先生って、病気以外のことはぜんぜん、わかんない人なんですね』(和田 一範)
芦田ゆきは診療所で父・雄一郞と再会。公演中に腹部の激痛で倒れても仕事のことばかり考えている父を変えようとして、ゆきは島民の前で重病だと匂わせる。やがて、入院中だった広子が病室から姿を消す。広子は芦田のために神社へお参りに行ったのだ。だが芦田は、彼女の好意を素直に受け入れることができない。そんななか、茉莉子は離れて暮らす息子・竜一が行方不明になったと知り心を痛めていた……。(46分)
『知りたかったんだ。僕のお母さんがこんな南のちいさな島で、どんな暮らしをしているのか』(竜一)
往診の途中、コトーと彩佳は、つる子から見かけない少年を紹介された。少年は茉莉子の息子・竜一(神木隆之介)だった。行方不明だと連絡を受けていた茉莉子は、すぐ東京に戻れといって竜一を突き放す。そんな母子を見かねた原は、自宅での夕食に二人を誘い、茉莉子と竜一が話す場を持たせようとする。しかしその直後、竜一がいなくなる。一緒に遊ぶように言われていた剛洋は責任を感じ、コトーと一緒に島中を探しまわる。(46分)
『何でおれら、見送りばっかなんだろうな』(安藤 重雄)
茉莉子の息子・竜一は順調に回復。茉莉子は息子とこのまま一緒に暮らしたいと考えるようになる。そんな志木那島に重雄の娘のリカ(伊藤歩)が戻ってくる。東京で美容師になるために頑張っていた自慢の一人娘の大きなお腹を見た重雄は現実を受け容れることができず、口論の末に台風が接近している海へ出ていく。(46分)
『命は神様に。病気は先生にだ』(山下 明夫)
コトーは休暇を利用して診療所を訪ねてきた咲から、論文が認められ海外赴任が決まった同僚からプロポーズされていると聞く。咲が引き留めてもらいたくてここまで来たのは分かっていたが、コトーは言葉が見つからない。そんななか、日頃から健康だけが自慢と言っていたあきおじ(今福 将雄)が体調を崩す。コトーの診断はS状結腸の癌。家族にはすぐに本土の大きな病院で検査を受けるよう勧めるが、あきおじはコトーの執刀を望む。(46分)
『僕が、この女子高生を見殺しにしたというのは、事実です』(コトー)
週刊誌記者の巽健司(津田寛治)の追跡取材により、コトーが東京の大学病院で金持ちの患者を優先し、女子高生の患者を見殺しにしたという噂が広まる。コトーは事態の収拾をはかるため、星野に住民の前で真実を話したいと申し出る。そして巽の記事が事実だと認める。時を同じくしてコトーを守ろうとした子どもたちを乗せた巽の車が土砂崩れに巻き込まれる。コトーは車内に閉じ込められた子どもたちの応急処置を行った後、診療所に移動して重傷の子どものオペに取りかかろうとするが、巽の様子がおかしいことに気づき……。(46分)
『人の命に責任を持つというなら、その重さを忘れるな。そしてそのことから逃げるな。医者ってのはそのくらい神聖であるべきなんじゃないのか。だから人様から先生と呼ばれるんじゃないのか』(巽健司)
女子高生を見殺しにしたと認めたこと、島の子どもより巽の手術を優先したことを重く見て、漁労長の重雄はコトーに1週間以内に島を出ていけと伝える。それを知った星野が誰も悪くはないと説明するが重雄や他の漁師たちの不信感は拭えない。一方、緊急手術で命を取り留め回復した巽は、妹が亡くなった夜、大学病院で何が起きていたのかをコトーから聞く。(46分)
『あなたみたいな幸せな医者はいないわ。私、島へ行ってそう思ったのよ』(原沢 咲)
退職願を残して島を離れたコトーは、かつての職場・昭英大学附属病院へ。成功すれば外科部長・奥村(大和田伸也)の功績に。失敗すれば全責任を負わされると分かっていながら、在籍時の担当患者だった与党幹事長・熊谷英夫の進行性胃がんの手術に臨む。巽健司の妹の医療過誤の当事者である三上新一の謀によって窮地に立たされながらも使命を果たしたコトー。行き場のない彼の前に現れたのは……。(57分)
『Dr.コトー診療所』(2003)好きなシーンBEST5
()ネタバレを含みます。
【第5位】ここから出ていってください!(#9)
土砂崩れの現場から子どもと巽を救出し、巽のオペを優先すると言った後ですね。2004、2006を含め、コトーが声を荒げた唯一のシーンなので、ずっと記憶に残っています。船木誠勝、なかなかやるな……と思ったシーンでもありました。声がいいんですよね、この人。
【第4位】愛の告白!?(#8)
スイカ畑の木陰で、あきおじがコトーに手術を頼むシーン。「命は神様に、病気は先生に」の台詞に至るまでのすべてが愛おしく感じられます。もしも与那国で聖地巡りが叶うなら、ぜひ行ってみたい場所ですね。あきおじ役の今福将雄さんは高校時代『オレゴンから愛』というドラマで好きになった役者さん。2015年、94歳で亡くなっています。
【第3位】一生懸命だから(#8)
あきおじが自宅へ戻ってから、和田と咲が診療所の屋上で話すシーンです。すべての患者を家族のように思って治療するのは無理という咲に和田が穏やかに反論。
「あの人は、まるで何かにとり憑かれたように、みんなのために必死になっておられます。この島に来てからずっとそうです」
「私だって、こんな素人がどうして手術の手伝いなんかって思うけど――少しでも診療所の役に立ちたいと思うのは、あの人がなんだか、一生懸命だから……」
この台詞がグッときます。
【第2位】診療所か?(#8)
#8からもうひとつ。あきおじを看取った後、茉莉子の店でスイカを平らげ、飲めない酒を呑んで(舐めて)つぶれてしまったコトー。彩佳と茉莉子が座敷で寝かせようとしてよろけたところに原が登場。「診療所か?」と聞き、コトーを背負って歩きます。二人の友情はここから始まったのではないでしょうか。
【第1位】コトー先生……!(#11)
与党幹事長のオペを終え、行くあてのないコトーの前に原が現われます。船で剛洋の手術をした時には「てめえ」。それがやがて「あんた」になり、ついには「先生」に。何度見ても泣けるシーンのひとつです。
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