ゲーム・オブ・スローンズ 完全ガイド シーズン5『第4話/ハーピーの息子たち』 | VODフリーク

ゲーム・オブ・スローンズ 完全ガイド シーズン5『第4話/ハーピーの息子たち』

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ゲーム・オブ・スローンズ 完全ガイド シーズン5『第4話/ハーピーの息子たち』

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サンスピア宮

ゲーム・オブ・スローンズ 完全ガイド シーズン5『第4話/ハーピーの息子たち』

ジェイミー・ラニスターはブロンとともにオールドタウン行きの商船に乗り、ブライエニー・タースの故郷であるタース島を横目にドーンのサンスピア宮へ向かう。姪のミアセラを救出するのが目的と知ったブロンは、軍を出せばいいじゃないかと言うが、「俺がやるべきなのだ」とジェイミー。話がティリオンにおよぶと「弟は父を殺した。今度会ったら叩き斬る」と静かに答えた。

小舟でサンスピア宮近くの海岸に上陸したブロンとジェイミーは、彼らを探すドーンの騎馬隊と遭遇する。商船の船長が、ラニスターを船に乗せたことを話したからだ。
ブロンは4人の騎士のうち、もっとも弱いと判断した者をジェイミーに任せ、自身は3人を始末した。ジェイミーは左手一本で戦い、絶体絶命ピンチを迎えるが鋼鉄製の右手で相手を剣をへし折り、窮地を脱した。

ゲーム・オブ・スローンズ 完全ガイド シーズン5『第4話/ハーピーの息子たち』

ミアセラを人質にしてオベリンを殺したサーセイに復讐すると誓ったエラリア・サンドは、砂蛇(サンド・スネーク)の異名をとるオベリンの3人の娘たちからジェイミーがミアセラを救出するためにドーンへ入ったことを知る。

ジェイミーに先を越されると復讐の機会を逃すことになる。エラリアはドーラン・マーテルと平和に浸るか、私とともに戦うか選べと娘たちに言う。

よくわかる!【海外ドラマ】ゲーム・オブ・スローンズ シーズン5 登場人物と相関図
王都では不毛な女の争い。黒の城(カースル・ブラック)では守人たちの反感が高まり……。

キングズ・ランディング

ゲーム・オブ・スローンズ 完全ガイド シーズン5『第4話/ハーピーの息子たち』

サーセイはトメンを操って自らを王都から追い払おうと画策しているマージェリーに警告するため、マージェリーの父で大蔵大臣のメイス・タイレルをブレーヴォスの鉄の銀行(アイアン・バンク)へ向かわせる。表向きの理由は追加融資の直接交渉だが、彼がいない方が仕事がやりやすいと判断したからに過ぎない。

そしてサーセイは、雀聖下(ハイ・スパロー)に信仰者の武装を容認すると伝える。
「我々のなかに罪深き者がおりますが、富と権力に守られている」
双子の弟との間に子をもうけるという自らの不義は棚に上げ、男色という「罪深き」性癖を持つロラス・タイレルに裁きを下す役目を、サーセイは、狂信的な使徒――雀(スパロー)たちに与えたのだった。
(サーセイはこの独断がトメンを追い込んでいくことに気づいていなかった……。)

武装した雀(スパロー)たちは、街で酒樽を壊し、ベイリッシュの娼館で遊ぶ富裕層の男たちを血で断罪した。そして雀(スパロー)たちは、サーセイの思惑どおり剣術の練習に打ち込んでいたロラス・タイレルを囲む。
「サー・ロラス。神々と人の法を犯したため連行する」
冷たく言い放ったのは、額に七芒星の焼き印を入れたランセル・ラニスターだった。

ロラスが投獄されたと知ったマージェリーは眉をつり上げ「僕は命じていない」と答えたトメンに詰め寄った。「キャスタリー・ロックに帰るんじゃなかったの!?あなたを私に奪われた仕返しに兄を投獄したのよ!」
「君と母は仲がいいと思っていた」
トメンのやさしさに半ば呆れながらもマージェリーは「兄をすぐに牢から出して」と頼む。

トメンがマージェリーと約束したことをそのまま伝えるとサーセイは「私は捕らえていないわ」と微笑む。そして「王であるあなたが雀聖下(ハイ・スパロー)に話せば、ロラスは釈放されるわ」と答えた。

トメンは王都の守人(シティ・ウォッチ)の警護のもと、聖堂へ向かう。しかし行く手を雀(スパロー)たちに阻まれる。一触即発の事態となって戸惑うトメン。その耳には民からの声が届く。「汚れた落とし子!」「汚らわしい!」「罪の子だ!」傷ついたトメンは総司祭(ハイ・セプトン)となった雀聖下(ハイ・スパロー)に会うのを諦めた。

赤の王城(レッド・キープ)に戻ったトメンは「釈放を強行すれば、多くの血が流れていた」とマージェリーに話す。マージェリーは「あなたは法の力で兄上を投獄させた」と責め、彼に背を向けて出て行った。

黒の城(カースル・ブラック)

ゲーム・オブ・スローンズ 完全ガイド シーズン5『第4話/ハーピーの息子たち』

中庭で若い守人たちに剣術を教えるジョン・スノウの姿を追いながら、スタニス・バラシオンは雪で道が閉ざされる前にウィンターフェル城へ向けて侵攻するとメリサンドルに告げる。メリサンドルは置いてけぼりを食らったブルーウォーター湾の戦いの時のことを持ち出し、過ちを二度と犯さないようにと釘を刺す。
「俺にはおまえが必要だ。おまえには何が必要なのだ?」
スタニスが聞くとメリサンドルは「神への奉仕です」と答えた。

黒の城(カースル・ブラック)にとって最大の懸念事項である人材不足を解消するため、ジョンはサムウェル・ターリーの進言に従い、ウェスタロス全土の諸侯に手紙を書いて人材の提供を乞う。渋るジョンを説得してルース・ボルトン宛ての手紙にもサインさせるなど、サムは秘書のような存在となっている。

サムと入れ替わって部屋に入ってきたメリサンドルは、一緒にウィンターフェル城へ来るように命じる。しかしジョンは今はここが我が家だと言い、冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)は七王国の戦に加勢しないと説明。それでもメリサンドルは引かず「戦う意味を見せる」と言って、ジョンの前で裸体をさらし、その手を取って乳房へと導いた。
「あなたには力がある。拒まずに受け入れなさい」
うっとりとした表情で見とれていたジョンは我に返って乳房から手を離すが、メリサンドルは構わず彼の膝に乗り、関係を迫る。ジョンがまだ忘れられない女がいると言って拒むと、メリサンドルは身体を離して服の前を会わせ、ドアに向かう。そして振り向きざまに言った。
「何も知らないね、ジョン・スノウ」

スタニスの部屋を訪れたシリーンは、黒の城(カースル・ブラック)へ連れて来てくれたことを感謝した後「わたしのことを恥じているの?」と訊く。
スタニスは、シリーンが灰鱗病を患った原因と、いかにして死から救ったのかを話す。そして言った。
「おまえは石化人と同類ではない。バラシオン家のプリンセス・シリーンだ。私の娘だ」
シリーンはスタニスに抱きつき、胸に顔を埋めた。

ウィンターフェル城

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ピーター・ベイリッシュは地下墓所をろうそくの火で照らしていたサンサ・スタークに、サーセイが鍵回っているので一度王都へ戻ると話す。そして今、黒の城(カースル・ブラック)にいるスタニスが、そう遠くないうちにここへ侵攻してくると告げる。
「ボルトンに勝てる?」
「スタニスは優秀な指揮官で兵も多い。スタニスに分があります。彼は城を墜とし、あなたを救い出す。彼を支持した父上の恩義に報い、あなたを北部総督にするでしょう。スターク家最後の一人だ。殺しはしない」
「スタニスがボルトンに敗れたら?」
「そのときはラムジーを手なづけるのです」
「できないわ」
「できますとも。彼はあなたに夢中だ」
そしてベイリッシュは今のサンサならボルトンを出し抜くことさえできる。気を強く持てと激励し、王都へ向けて発った。

ヴォランティス

ゲーム・オブ・スローンズ 完全ガイド シーズン5『第4話/ハーピーの息子たち』

ティリオンを拉致したジョラー・モーモントは漁民から奪った小舟に乗り込み、ミーリーンへ向けて出発する。

海の上で誘拐犯がジョラー・モーモントだと気づいたティリオンは、会いにいくところだったからこの誘拐は無意味だと笑い、デナーリスのもとを去った理由をジョラーに訊く。ジョラーは答えないが、ティリオンはヴァリスに情報を送っていたことがバレて追放されたと見抜いていて「おれを連れていっても土産にはならん。やけを起こすな」と説得する。
ジョラーは答えず、縄をほどけと促すティリオンの横面を殴りつけた。

ミーリーン

ゲーム・オブ・スローンズ 完全ガイド シーズン5『第4話/ハーピーの息子たち』

デナーリス・ターガリエンが謁見の間でヒズダール・ゾ・ロラクに闘技場の再開は認めないと断を下した頃、ハーピーの息子たちは町で暴れ、警護にあたっていた”穢れなき軍団(アンサリード)”を誘い出して一気に襲いかかる。

多勢に無勢となった”穢れなき軍団(アンサリード)”は次々と斃れ、町に鐘が鳴り響く。異常を察したバリスタン・セルミーは剣を抜いて現場にへ向かい、次から次へと沸いてくる暴徒たちを相手に七王国随一の剣の使い手であることを証明してみせる。しかし、敵の攻勢をしのげずに斃れ、彼にとどめを刺すことを許さなかったグレイ・ワームも力尽きた……。

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