よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ シーズン4『第5話/新王誕生』 | VODフリーク

よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ シーズン4『第5話/新王誕生』

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よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ シーズン4『第5話/新王誕生』

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キングズ・ランディング

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サーセイはティリオンに厳罰を下すことに執念を燃やす一方でドーンに嫁いだ娘ミアセラへの思いをオベリンに伝える。

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ラニスター家のためにロラス・タイレルとの結婚を承諾したサーセイ。だからこそラニスター家の将来に火を点けたも同然のティリオンが許せないと、裁判官を務める父タイウィンに話す。

鉄の玉座に就いたトメン・バラシオンは、いつかの夜、部屋に忍び込んで女の香りを残していったマージェリーが気になって仕方がない。彼女との結婚が待ちきれない様子だ。

サーセイはジョフリーを難なく操ったマージェリーの動きを警戒しつつも、幼いトメンには支えが不可欠だと考えて探りを入れる。マージェリーは体面上はジョフリーの喪に服す未亡人を演じており、サーセイの誘いにはのらず「先のことはまったく考えられない」と答える。女同士の化かし合いが続く。

トメンとマージェリー、サーセイとロラス・タイレルの婚礼の目処がついて安心したのか、タイウィン・ラニスターはサーセイに重大な秘密を事も無げに打ち明ける。
「西部の金鉱は3年前に掘り尽くし、王家は今、ブレーヴォスの鉄の銀行(アイアン・バンク)に莫大な額の借金をしている」
破滅したくなければ借りたものを返すしかない。だから財力のあるタイレル家を王家に取り込む必要があるのだ。

サーセイは父の考えに理解を示すが「弟たちが知ったらどう思うかしら?」と暗に脅し、ジェイミーを勘当したように、ティリオンに対しても罰を下すべきだと主張した。

サーセイは8人の娘たちに贈る詩を書いていたというオベリン・マーテルを誘い、海岸沿いの庭へ案内する。そして沖へ浮かぶ船を見せてオベリンに伝えた。
「キングズ・ランディングで最も腕のいい船大工たちに作らせたあの船を、海が好きなミアセラに届けてほしい。ジョフリーの命名日に渡すつもりだったけど、会えなかったから」
「サンスピア宮まで航海させましょう」
オベリンはそう言って、サーセイを見送った。

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北では黒の城(カースル・ブラック)の戦い。王都では代理闘士の激突が!因果関係をしっかり押さえておきましょう!

ミーリーン

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常に慎重論を展開するジョラー・モーモント。デナーリスは彼の意見を聞き入れ奴隷商人湾を統治するという決断を下す。真の女王となるのだ。

ジョフリー王の死が伝わってきたミーリーンでは、海軍を”次子(セカンド・サンズ)”が奪った。船は93隻あり、9300名の兵士を輸送できるが、ジョラー・モーモントは「ラニスターより少ない」と慎重論を展開。

これに対して好戦的なバリスタン・セルミーは、ラニスター軍は疲弊しており王も死んだ。”穢れなき軍団(アンサリード)”と”次子(セカンド・サンズ)”を合わせて10,000の兵力になった今なら、ブラックウォーター湾から奇襲をかければ勝てると進言した。

ジョラーは王都を落とせばいいということなら可能かも知れないが、制圧しなければならないのは王都だけではないと反論。優勢な方にしか加勢しない旧家の連中もアテにはならないと言った。

さらにジョラーは、”穢れなき軍団(アンサリード)”がいなくなったユンカイは今、再び親方たちが支配し、民を奴隷に戻してデナーリスへの復讐の機会を狙っていると報告。同じくアスタポアではクレオンという料理人が評議会を潰し、自らを皇帝陛下と名乗っていると話した。

デナーリスはジョラーだけを残して全員を退席させ、彼の意見を聞く。そして、今は海を渡らず、解放した奴隷に鎖を付けることなく、女王として奴隷商人湾を統治すると決めた。ターガリエンでドラゴンの母というだけではウエスタロスの王にはなれない――デナーリスはそう感じていたのだ。

高巣城(アイリー)

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ベイリッシュの指示で、ライサが夫のワインに毒を入れた。それが、ジョン・アリン暗殺の真相だった・・・・・・。

ピーター・ベイリッシュとサンサ・スタークは谷間に上陸。ベイリッシュはサンサにフードを被らせた上で門番に「姪のアレインだ」と告げ、血みどろの門から高巣城(アイリー)へ入った。

ライサは肉親との再会を喜び、あのティリオン・ラニスターと結婚させられるなんて、と嘆いたが、床入れがなかったと聞いて安堵した。そしてロビンに彼女を紹介し、人前ではサンサを呼んではいけないと言い含めた。

ロビンにサンサを部屋に案内するように言って2人を追い払ったライサは、ベイリッシュにキスの雨を降らせ、今すぐに結婚してほしいとせがむ。ベイリッシュは諸侯に知らせる必要があると諭すが、ライサは聞く耳をもたない。
「わたしはもう待てないの。わたしほどあなたに尽くすことができる女が他にいる?わたしほどあなたを信じられる女がいる?あなたに言われた通り、夫の――ジョンのワインに薬を入れたわ。そして、あなたの指示どおり、キャトリンにラニスターの仕業だと――
ベイリッシュは慌てて彼女の唇をキスで塞ぎ、顔を引き寄せて言った。
「事はなされ、何も残ってはいない。言葉にしなければね」
そして、今夜結婚しようと言ってライサを喜ばせた。
サンサはその夜、悦びにむせぶライサの絶叫を聴いた。

ライサは王殺しにされるところを救われ、好物のレモンケーキまでベイリッシュに用意させたサンサに嫉妬心をむき出しにする。
「あなたは娼館の女も同然なのに」
かつてベイリッシュを決闘で倒したブランドン・スタークを愛していたキャトリンの娘を命がけで救ったということも我慢がならないのだ。そしてベイリッシュには指一本触れられていないと弁明するサンサを抱きしめて彼女は言う。
「ティリオンが王殺しの罪で処刑されたら、あなたはロビンと結婚できるのよ」

三叉鉾河(トライデント)

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なぜ、シリオ・フォレルが死に、マーリン・トラントが生きているのか。あまりにも明確なその答えをサンダーはアリアに突きつけた。

ジョフリー、サーセイ、マーリン・トラント、タイウィン・ラニスター、紅の女(レッド・ウーマン)、ベリック・ドンダリオン、ミアのソロス、イリーン・ペイン、マウンテン・・・・・・

横になって炎を見つめ、殺したい者の名を呪文のように唱えるアリアを「静かにしろ」と制しながらも、サンダー・クレゲインは「憎しみは生きる糧になる。何よりもな」と理解を示す。そんなサンダーに、アリアはもう一人、殺したい者の名を付け加える。
「猟犬(ハウンド)」

翌朝、河原でシリオ・フォレルに教わった剣術の修練に励むアリアを見て、サンダーはそれでは勝てないと断じ「歴代最高の剣士がマーリン・トラントに負けたのか」と笑う。

そして「その時のシリオ・フォレルとは違い、おまえは剣を持っている。俺を倒せるかやってみろ」と言い、剣を持たずにアリアの前に立った。アリアは迷わずに針(ニードル)を突き刺すが、サンダーの鎧を貫くことはできなかった。

サンダーはアリアの横面を張り倒し、仰向けに倒れた彼女の喉元に針(ニードル)を突きつけて言った。
「友達は死んで、マーリン・トラントは生きている。トラントには鎧と、折れない大きな剣があったからだ」
サンダーは針(ニードル)をくるりと回し、アリアに返した。

王の道

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足手まといになるだけだと考えポドリックを遠ざけようとするブライエニーだったが、行動を共にするうちにティリオンが彼を信頼し重宝していた理由が分かってくる。

サンサは兄ジョン・スノウを頼って黒の城(カースル・ブラック)へ行くと考え、ブライエニー・タースは王の道を北へ向かうが、馬を御せずに遅れをとるポドリック・ペインに対する苛立ちを隠せない。

夕刻、皮を剥がずにウサギを焼こうとして夕飯を台無しにしてしまったポドリックを見て、ブライエニーは薪用に拾ってきた小枝を投げ捨ててため息をつく。ティリオンの従士だったのに何もできないのか、と呆れたのだ。
しかし、ポドリックがブラックウォーター湾の戦いで、”王の楯(キングズ・カード)”だったマンドン・ムーアを槍で仕留め、ティリオンの命を守ったと知ると少し彼を見直し、鎧を外すのを手伝ってくれと頼んだ。

クラスターの砦

ゲーム・オブ・スローンズ シーズン4『第5話/新王誕生』

腕の立つロックが首を折られて絶命していたことに不信感を抱く者はいなかった・・・・・・。

ゲーム・オブ・スローンズ シーズン4『第5話/新王誕生』

ブランは三つ眼の鴉を探す旅を続けるため、目の前にいる兄ジョン・スノウに見つからないようにクラスターの砦を離れる。

ロックは、反逆者に気付かれないように気配を殺しながらクラスターの砦を偵察。西側の小屋を覗いてブランの姿を確認すると、ジョンたちのもとに戻ってこう報告した。
「反逆者の数は11人。ほとんどが酔っ払っているから片付けるのは難しくはない。だが西の小屋には近づくな。仲に猟犬が鎖で繋がれている。気付かれて吠えられたら厄介だ」
ジョンは少し休み、日没を待って襲撃すると伝えた。

「巻き毛は俺の好みだ。あとでおまえたちにも回す」
クラスターの妻に飽きていたカールは二人の部下を従えてブランたち監禁している小屋へ向かい、手足の自由奪ったままミーラを立たせる。何が行われるのかを察したブランは「止めてくれ」と何度も頼むが、カールが聞き入れるはずもない。

ジョジェンは姉を助けてくれたら力になると話すが、彼が綠視力の使い手だと知らないカールはおかまいなしにミーラを犯そうとする。ジョジェンはその背中に向けて言った。
「おまえは今夜死ぬ。死体は火で焼かれ、そのうえに雪が降り積もる・・・・・・」

「襲撃だ!!」
次の瞬間、表で誰かが叫び、ラストが小屋にが飛び込んできた。
「冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)だ!!」

ロックは反逆者たち数人を切り倒すと西側の小屋へ入り、ブランを肩に担ぎ上げて連れ去ろうとする。しかしブランはジョジェンと眼を合わせて頷くと鎖で縛りつけられたホーダーに潜り、ロックの首をへし折って絶命させた。そして我に返ったホーダーに、ジョジェンたちの縄を切って助けろと命じる。

ブランは戦い続けているジョンを呼ぶが、小屋から出てきたジョジェンに「見つかったらの城(カースル・ブラック)へ戻ることになる。三つ眼の鴉探しはどうするんだ」と言われて思いとどまる。そしてホーダーに「サマーを助けてやれ。出発する」と言った。

ジョンは西側の小屋に入り、一騎討ちの末にカールを始末する。
森の奥へ逃げたラストは、ブランたちが檻から出した大狼(ダイアウルフ)のゴーストに襲われて絶命した。

ジョンは生き残ったクラスターの妻たちを黒の城(カースル・ブラック)へ連れて行きたいと申し出るが、妻たちはこれからどうするかは自分たちで決めると言った。クラスターの扱いもひどかったが、守人の反逆者たちにもひどいことをされたからだ。そして彼女たちは砦に火を放った。

ゲーム・オブ・スローンズ シーズン4『第5話/新王誕生』の地図と登場人物


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