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双子城(ツインズ)
ウォルダー・フレイとの交渉
キャトリンは双子城(ツインズ)の城主ウォルダー・フレイに、三叉鉾河(トライデント)の緑の支流(グリーン・フォーク)を渡るため関門橋を開けてほしいと頼む。城外に2万の兵が控えていると知ってもウォルダーは動じることなく、2万ではタイウィンに勝てないと断言。「確かにホスター・タリー(キャトリンの父)に忠誠は誓ったが、ジョフリーが王になった今、あんたの息子と旗主たちは反逆者。ラニスターに引き渡すのが妥当」と突っぱねる。
それでもキャトリンは陽が沈む前に関門橋の通行と兵の派遣交渉を成立させた。条件は、息子のオリヴァーをロブの従士にし、時期をみて騎士に叙任すること。アリアが成人したらウォルダーの最も若い息子ウォルドロンと結婚させること。合戦が終わったらロブは彼の娘のなかから1人を選んで結婚すること。この3つだった。ロブは迷わず同意し、北部軍は関門橋を渡った。
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黒の城(カースル・ブラック)
揺れる思い
ホワイト・ウォーカーの襲撃を身を挺して止めたジョン・スノウは、総帥ジオー・モーモントからモーモント家に5世紀に渡って受け継がれてきたヴァリリア鋼の名剣”ロング・クロウ”を贈られる。
それをよく思わないだろうアリザー・ソーンをホワイト・ウォーカーの襲撃を報告するという名目で王都へ向かわせた総帥の気遣いにもジョンは深く感謝する。
しかし、使い鴉が運んできたエイモン宛ての手紙を読んだサムからロブ・スターク率いる北部軍が南へ向かっていると聞き、ジョンはいても立ってもいられない。
そんなジョンにメイスター・エイモンは自らが狂王(マッドキング)と呼ばれたエイリス・ターガリエンの叔父であることをあかし「留まれとも行けとも言うつもりはない。おまえがじぶんで選び、一生背負って生きろ」と肩をたたいた。
ドスラクの海
悪魔に魂を売る女王
カール・ドロゴは、マーゴとの決闘で胸に作った刀傷がもとで高熱を出し、馬から落ちた。デナーリスは「馬に乗れない者は王ではない」という血盟騎士たちの声を制して野営地でドロゴを休ませるが、その傷口を診たジョラー・モーモントは「もう助からない。時間の問題だ」と言い、南のアッシャイからペントスに向かう船に乗るべきだと話す。
デナーリスは「彼が亡くなったとしても私は女王で息子はドロゴの跡を継ぐ」と言うが、ジョラーは「ドロゴが死ねば後継者を決める戦いが始まり、勝った者が王になります。血筋は関係ありません。新たな王はあなたの息子を犬に食わせるでしょう」と答える。
今、王を死なせるわけにいかないデナーリスは、ドロゴが傷を負った町で救い出した妖女(メイジャイ)のミリ・マズ・ドゥールを呼び、黒魔術を使ってほしいと頼む。ミリは王の馬をテントに入れ、その命でドロゴの命を救おうとする。
デナーリスに対して常に反抗的だった血盟騎士のコソはミリを始末しようするが、この事態を察知して鎧を着ていたジョラーが力でねじ伏せる。しかし、コソに突き飛ばされたデナーリスは突然産気づく。女王は呪われたと皆が怖じ気づくなか、ジョラーは彼女を抱きかかえ、獣のような咆哮が聞こえるテントに運んだ。
三叉鉾河(トライデント)
ティリオンの初陣
北部軍がフレイ家の兵を加えて双子城(ツインズ)を越えたという報告を受け、タイウィン・ラニスターはティリオンと彼が連れてきた山賊たちに先鋒を務めるよう命じる。戦の経験がないティリオンは「私を殺したいなら他の方法で」と懇願するが、タイウィンは聞く耳を持たない。
ティリオンがテントに戻ると、従軍慰安婦として戦場にきた娼婦がいた。名前はシェイ。ブロンが他の騎士から奪ってきたらしい。ひと目見て気に入ったティリオンは「俺のテントに住み、酒を注ぎ冗談に笑い脚が痛めば揉んでほしい。一緒にいる限り他の男とは寝ず、体を合わせる時は人生最後の夜のように乱れてくれ」と頼む。
報酬は、絶対的な身の安全と至福の時間、そして1,000年生きても使い切れない金。申し出を受けるか?と聞いたティリオンの上にまたがり、シェイは唇を貪った。
その夜、ブロンを交えて始めた「生い立ちをあてるゲーム」の流れで、ティリオンは自らの初恋と結婚について打ち明ける。16歳のティリオンが恋をしたのは、ジェイミーが高い金を払って用意した処女の娼婦だったのだ。そしてその娼婦を父タイウィンは衛兵たちに与え、ティリオンはその場を見るように命じられたという。
その話を聞いてシェイはまたティリオンを抱きしめ、ブロンはテントを出ていった。
翌朝、山賊たちを集めて気勢を上げ、北部軍との戦いで先鋒を務めたティリオンは敵と剣を交える前に山賊のハンマーで頭を強打して気を失った。
意識を取り戻したのはすべてが終わったあとで、荷車の上からは生き残った山賊たちが負傷した敵にとどめをさしているのが見えた。
そしてティリオンはタイウィンから敵兵はわずか2,000だったと聞いた。北部軍は2万の軍勢で十字路のタイウィン軍を攻撃すると思わせておいて、1万8,000の大軍をリヴァーラン城を包囲しているジェイミー軍に向けたのだ。
リヴァーラン城
捕獲
赤の支流とタンブルストーン河のほとりにあるリヴァーラン城の胸壁で待っていたキャトリンのもとに、ロブと北部軍の諸公たちは無事に戻ってきた。額から血を流し、両手を縛られたジェイミー・ラニスターとともに。
捕虜として生きながらえることを望まないジェイミーは「ここで決闘して戦を終わらせよう、好きな武器を選んでいい」と持ちかけるがロブは取り合わない。そして今日、2,000の兵を喪ったことに心を痛めながら「まだ何も成し得ていない。戦いはこれからだ」と気を引き締める。
キングズ・ランディング
罪と罰
地下牢で痩せ衰えていくエダードに、ヴァリスは密かに水を与え、サンサが父に慈悲をと願い出たことやロブが大群を率いて南下していることを教える。
そしてジョフリーが正統な王であると認めて謝罪すれば、サーセイは”壁”で余生を送ることを許すはずだと話す。しかしエダードは、そうまでして生き延びる人生に価値はない、最期まで戦士でいたいと主張。ヴァリスは娘たちがどうなってもいいのか?と言い残して出ていく。
赤の王城(レッド・キープ)を出て物乞いのような生活をしながら生き延びていたアリアは、平民たちの「”王の手”がベイラー大聖堂に・・・!」という言葉を聞き、群衆に混じって高台に上がる。非難の声を浴びながら王都の騎士に引き出されてきたのは父エダードだった。
エダードはベイラーの石像に身を隠して見ているアリアの確認すると、群衆に交じっていた冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)のヨーレンに「ベイラーだ!」と小さく叫んで後を託す。
エダードは娘たちを救うため、ヴァリスに言われたことを実行した。ロバートを裏切って謀反を起こしたことを謝罪し、ジョフリー王こそが正統な後継者であると認めた。これでエダードは北部へ帰り、冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)として余生を送ることが認められるはずだった。
しかしジョフリーは「それは女の考え方だ」と断罪。処刑人のイリーン・ペインにエダードの首を持てと命じる。サンサが絶叫し、サーセイやヴァリスが考えなおすように進言するがジョフリーは聞く耳を持たず、エキサイトする群衆を見て笑みを浮かべる。
アリアは石像を離れ、父のもとへ近づこうとするがヨーレンがそれを防ぎ、まもなく起きる悲劇に直面するのをほんのわずかでも遅らせるようとする。
そしてイリーン・ペインは、自らの責務を果たした。
ゲーム・オブ・スローンズ season1 『第9話/ベイラー』地図と登場人物
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