映画やドラマも含めた新たなオンデマンドサービスへの布石かも?
先日、WOWOWより2017~2020年までの中期経営計画が発表されました。経営の方向性については公式Webサイトで公開されていますので詳しく触れませんが、2020年度に加入者数300万人突破を目指すというWOWOW。わたしたち既存のユーザーがその変化を最初に体感するのは、2018年に開始される予定のネット同時配信となりそうです。
とはいえ、スポーツについてはWOWOWメンバーズオンデマンドですでにサービスを展開しており、テニスのグランドスラム、サッカーのリーガエスパニョーラ、ラグビーのフランスリーグ、ゴルフのLPGA女子ゴルフツアーなどを中心に、70%はカバーしているとのこと。わたしは自宅にいればこれらの番組はテレビで視聴しますのでピンとこない話であり、仮に100%になったとしても、その実感は乏しいのかもしれません。
となると、わたしがネット同時配信の恩恵を感じるのは外出先ということになりますが、カフェや飲食店、電車のなかなどでイヤホンをしてスマホを睨みつけている自分の姿がイメージできません。錦織圭選手の快進撃に湧いた2014年の全米オープンテニスでさえ、外で見た記憶がないですから。この先、サッカー日本代表やプロ野球阪神タイガースのゲームを中継してくれたら活用する機会はありそうですけど・・・・・・。コンサートの中継にしても、会場内で見るなんて愚かな行為はしないし、チケットがとれなかった時に会場の外で”ひとりパブリックビューイング”をやるのも寂しい話で。そもそも回線が安定した場所探すこと自体、困難を極めますからね。
WOWOWの場合、他のオンデマンドサービスとは違い、テレビで視聴することを前提に加入契約(テレビ会員)を結んでおり、メンバーズオンデマンドはそれに付随するサービスのひとつなので、ネットの同時配信をどうしても必要とするというユーザーは、いまのところそれほど多くはないという気がしています。想像を逞しくすれば、近い将来、映画やドラマも含めた新たなオンデマンドサービスをスタートすることが目的なのかなとも考えられますが・・・・・・。いずれにせよわたしはWOWOWがつくる番組(海外作品は選択眼)が大好きなので、本当の意味でいつでもどこでもそれを視聴できる時代になることを願ってやみません。
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