よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1 『第2話/キングズ・ロード』 | VODフリーク

よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1 『第2話/キングズ・ロード』

スポンサーリンク

よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ season1 『第2話キングズ・ロード』

よくわかる!【海外ドラマ】ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1 登場人物と相関図
ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1の主要登場人物を、スターク、ラニスター、バラシオンなど家系ごとに分けて紹介!
スポンサーリンク

自由都市

ドスラクの海を行く

よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ season1 『第2話キングズ・ロード』

広大な草原『ドスラクの海』の東の町・ヴァエス・ドスラクを目指して進むドロゴの部族。

デナーリスはドロゴに贈られた白馬に跨がり、数万の騎馬部族とともに『ドスラクの海』と呼ばれる広大な草原を進んでいるが、表情には疲労がにじみ出ている。

ジョラーはヴィセーリスがこの旅に同行することに警戒心を働かせており、ペントスで待つように進言するが、彼は王冠を得るまでドロゴのそばを離れないつもりらしい。

貪欲だが「密猟者を奴隷商人に売って名誉を汚したからです」とスターク家を追放された理由を明かしたジョラーに「俺が王ならそんなことで罰しはない。安心しろ」と尊大な面も見せる。

ドロゴを変える女王

よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ season1 『第2話キングズ・ロード』

デナーリスに仕える3人の侍女は兄ヴィセーリスからの結婚祝い。そのうちの一人ドリアがドロゴを悦ばせる方法を伝授する。

野営地では毎晩、ドロゴがテントにきて獣のようにのしかかる。そんな毎日が嫌でたまらないデナーリスは、9歳で娼館に売られてその3年後には客を取っていたという侍女のドリアにドロゴを悦ばせる方法を教えてほしいと頼む。
「私が上になることをドロゴは望まない」というデナーリスにドリアは言った。
「望ませるのです。違うことをやりたいから女王(カリーシ)様と結婚したのです」

そして、いつものように全裸でテントに来て後ろからのしかかろうとするドロゴにデナーリスは言った。
「あなたの顔が見たい」
デナーリスはドロゴの上になり、ドリアに教わったとおりに舌を絡め、腰を動かす。

ゲーム・オブ・スローンズが見放題で楽しめるサービスはココ!視聴方法もまとめました!
ゲーム・オブ・スローンズ 全話、ラストウイッチ、ハウス・オブ・ザ・ドラゴンが見放題で視聴できる動画配信サービスを紹介します。

ウィンターフェル

王家とラニスターの憂鬱

よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ season1 『第2話キングズ・ロード』

ティリオンはすでに誰がブランを突き落としたのかわかっている様子。その言動にジェイミーは一抹の不安を覚える

泥酔して狼の小屋で目覚めたティリオンは「今日キングズ・ランディングへ発つ」というサーセイの伝言を伝えにきたジョフリーに「スターク公ご夫妻に謁見してお慰めしろ」と命じる。

王子のプライドを楯にして嫌だと渋るジョフリーを3発ひっぱたいて朝食のテーブルについたティリオンは、サーセイにキングズ・ランディングには戻らず、”壁”を見るため北へ行くと告げる。

「あの子は生きても奇怪な姿になる。死んだ方がマシだ」と言ったのは、ブランを突き落とした張本人のジェイミーだ。しかし「死んだら終わりだが、生は可能性に満ちている。意識が戻ったら何を語るのか興味深い」とティリオン。誰がブランをあんな目に遭わせたのか、彼はすでにわかっているようだ。

サーセイは意識不明でベッドに横たわっているブランと、寝ずの看病を続けているキャトリンを見舞い、最初に生まれた子を熱病で亡くした時のつらい体験を話す。そしてブランが戻るように祈りを捧げることを約束する。目に涙を浮かべてそう語るサーセイが、ブランが目覚めないようにを強く祈っていることを、キャトリンは知るよしもない。

エダードは南へ、ジョンは北へ

よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ season1 『第2話キングズ・ロード』

次に会った時は母親(ウィラ)のことを話そうと約束して王の道を別々の方向へ踏み出したエダードとジョン・スノウ。その約束が果たされることはなかった。

黒の城(カースル・ブラック)に入り冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)となることが決まったジョン・スノウは、キングズ・ランディングへの旅立ちの準備を進めているアリアの部屋を訪ね「君のために特別に作らせた」といって細身の剣を贈る。裁縫が得意なサンサを意識し、アリアはその剣に”針(ニードル)”と名付けた。

それからジョンはブランの部屋へ。眠っているブランにベンジェン叔父とともに”壁”に行くことを報告し、その枕元で話しかける。
「一緒に”壁”を見たかったが、回復したら黒の城(カースル・ブラック)に会いに来い。俺は冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)になる。勇敢なら”壁”の向こうを歩こう」
キャトリンは黙って聞いていたが「もういいでしょ。早く去って」と突き放す。その表情には「ブランではなく、私生児のあなたがこうなればよかったのよ」という無念がにじんでいる。

その様子を見ていたエダードが部屋の扉を閉め、ブランの側に来ると、キャトリンは涙を浮かべて話す。
「17年前、あなたはロバートと戦場へ赴いて、翌年、よその女の子どもを連れて戻った。なのに、また出ていくのね」
他に方法はあったはずなのに、キングズ・ランディングで王の手になることを勝手に決めてしまったとエダードを責めるキャトリン。
「他に道はない。耐えられるはずだ。耐えるんだ」
そう言い残してエダードは部屋を出ていった。

「次に会うときは黒装束か」
幼い頃から兄弟のようにして育ったロブは、力を込めて抱きしめてからジョンを送り出した。そしてエダードは王の道の別れ道で馬上からジョンに語りかけた。
「冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)は名誉ある仕事であり、昔からスタークは”壁”を見張ってきた。おまえもスタークだ。その名は持たずとも血は流れている」
「母親は見てくれているでしょうか」と聞いたジョンに「再会した時は母親の話をしよう」と約束して、エダードはキングズ・ランディングへ向かった。

ブランの命を守ったのは大狼(ダイアウルフ)

よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ season1 『第2話キングズ・ロード』

見てはいけないものを見たブランの命を狙って部屋に侵入した賊を撃退したのは、ブランの大狼(ダイアウルフ)『サマー』だった。

エダードと王家の一行が去った後もブランの側を離れないキャトリンに、メイスター・ルーウィンは王家の幸行でかかったお金を精算するために新たな家令を決める必要があると進言し、リコンのためにもつきっきりの看病をやめるべきだと諭す。

その夜、城内で火の手が上がり、ロブが部屋を出ていくと短剣を持った賊が音もなく入ってきた。キャトリンが必死に抵抗するが賊は苦もなく彼女を退け、ブランの息の根を止めようとする。その瞬間、賊に襲いかかったのはブランの大狼(ダイアウルフ)だった。

ブランの大狼(ダイアウルフ)は賊の喉笛をかみ切って仕留めると、主人であるブランの枕元に座り込んだ。まるで「ぼくが守るから心配ないよ」と言うかのように。

他言無用の真相

よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ season1 『第2話キングズ・ロード』

キャトリンは息子ロブと信頼できる家臣を集め、ブランが塔から落下した件にラニスターが関与していると話す。

ブランはなぜ塔から落ちたのか・・・・・・真相を明らかにするため現場を訪れ、一人で慎重に検証したキャトリンは、ブランが落ちた真上の空部屋で黄金色の長い髪の毛を発見した。それが誰のものか瞬時に理解したキャトリンは、ロブと家臣を集めて言った。

「これから話すことは他言無用です。おそらくブランは落ちたのではなく――突き落とされた。二度も殺そうとしたのは、ブランが見てはいけない何かを見たからでしょう。ラニスター家が関与していることは間違いありません。王への忠誠を疑う証拠があります」

ブランを襲った賊が所持していた短剣の刃はヴァリリア鋼、柄はドラゴンの骨でできている高級品であることからも、ラニスター家の誰かが与えたものに違いないのだ。
そしてキャトリンはこのことをエダードに直接伝え、短剣の真の所有者を突き止めるため、武術指南役のロドリックと二人でキングズ・ランディングに向かうと伝える。

「ブランはどうするのですか」
城に残ることを命じられたロブが聞くと、キャトリンは毅然として答えた。
「ひと月以上、神々に祈りました。あの子の命は今、神々の手中にあります」

王の道(キングズ・ロード)

戦の予感

よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ season1 『第2話キングズ・ロード』

ロバートはドスラクの王の力を得たターガリエン家と再び戦になると確信している。

王の道の野営地でエダードは、早馬で届いたという頼りをロバートから受けとり、デナース・ターガリエンがドスラクの王と結婚したことを知る。

エダードとロバートはターガリエン家と浅からぬ因縁があり、デナーリスの長兄であるレイガーに婚約者(リアナ・スターク=エダードの妹)を殺害されたロバートは、ターガリエンを皆殺しにすると宣言(すでに敵は討っている)。

戦を避けたいエダードは、デナーリスはまだ子どもであり、ターガリエンが10万のドスラク人部族を率いて海を越える可能性はないと諭すが、そうなれば王都にも多くの裏切り者が出ると考えているロバートは「ターガリエンを滅ぼすため、王の手として働け」と暗に促す。

落とし子と小男(ドワーフ)

よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ season1 『第2話キングズ・ロード』

ジョン・スノウ、ベンジェン・スタークとともに”壁”を目指すティリオン。私生児のジョンには少なからず親近感を抱いている。

ティリオンはラニスター家の若い従者と、ジョン・スノウ、ベンジェン・スタークとともに”壁”を目指していた。ウインターフェルを発って2週間。狼の森で合流した冥夜の守人(ナイツ・ウオッチ)の新兵募集係のヨーレンは2名の新兵を連れてきた。どちらも強姦犯だ。

「去勢されるより”壁”になることを選んだというわけだ」
彼らを見つめるジョン・スノウにティリオンが解説する。たき火にあたるその手は分厚い本を広げている。
「どうしてそんなに読書を?」そう聞かれたティリオンは、キャスタリー・ロックのラニスター家に生まれた者として本分を尽くすためだと答える。
「この体で農家に生まれていたら殺されていた。兄には剣があり、俺には精神がある。剣に研石が必要であるように、精神には書物が必要だ。だからたくさん読むのだ」

「そういうおまえはどうなんだ?」
ジョン・スノウに聞くと「落とし子」という言い方が気に障ったらしく、「小男(ドワーフ)」と言い返して突っかかってきた。”壁”に入ることに不安を感じているのだと察したティリオンはワインの入ったボトルを投げて渡した。
ジョンはあおるようにしてそれを飲んだ。

三叉鉾河(トライデント)の嘘と惨事

よくわかる ! ゲーム・オブ・スローンズ season1 『第2話キングズ・ロード』

権力にものを言わせて弱者をくじくジョフリーの振る舞いは棚に上げ、スターク家の娘たちを非難するサーセイ。ロバートが彼女の要望を聞いたため、サンサの大狼(ダイアウルフ)をスタークが始末することに・・・・・・。

王家とスターク家の一行は、難所の地峡(ウイッチ)を越え、三叉鉾河(トライデント)のほとりまで南下。サンサは王家に仕える首切り役人のイリーン・ペイン、ジョフリーの守護役サンダー・グレゲインの圧倒的な存在感に戸惑い、紳士的に接してくれるジョフリーへの想いを募らせる。

ジョフリーに誘われて散歩に出かけたサンサは、河のほとりで友達の少年マイカーと剣の稽古をしているアリアと出くわす。
お粗末な木剣しか持たないマイカーに対して真剣を抜き、その顔に傷をつけるジョフリー。太子の粗暴な振る舞いが許せないアリアは、怒りのままに木剣でジョフリーを打つ。激高して反撃に出たジョフリーの剣を巧みにかわして後退するアリア。危機一髪のところでアリアを救ったのは、彼女の大狼(ダイアウルフ)ナイメリアだった。

ナイメリアに噛みつかれ。腕から血を流して倒れ込んだジョフリーに真剣を突きつけるアリア。涙を浮かべて許しを請うジョフリー。サンサが大声を上げて止めると、アリアはジョフリーの剣を河に投げ捨てた。

ジョフリーを傷つけたことが判明すれば生かしておいてはくれない。そう考えたアリアはナイメリアを森に逃がす。

そのアリアが夜になっても野営地に戻らないため、エダードたちはかがり火を手に総出で付近を捜索。アリアを見つけたのはラニスターの家臣だったため、王妃サーセイの命で彼女はロバートの前に連行された。

アリアが逃がしたナイメリアが見つからないため、嘘で塗り固められた子どもの喧嘩は、サンサの大狼(ダイアウルフ)『レディ』をエダードが自ら始末することで決着した。

ロバートの裁定に不満を感じながらテントを出たエダードが目撃したのは、ボロ雑巾のように打ちのめされ、馬の背に乗せられたマイカー少年だった。堂々と馬を曳くサンダー・グレゲインにエダードは訊ねる。
「その子を追い詰めたのか」
「逃げたが足は遅かった」

ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1 『第2話/キングズ・ロード』地図と登場人物


コメント