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【huluオリジナル】ネタバレだけどラストはナイショ!ミス・シャーロックEpisode7『最後の事件・前編』

huluオリジナル】ネタバレだけどラストはナイショ!ミス・シャーロックEpisode7『最後の事件・前編』

キャスト
シャーロック・・・・・・竹内 結子
橘 和都・・・・・・貫地谷 しほり
礼紋 元太郎・・・・・・滝藤 賢一
柴田 達也・・・・・・中村 倫也
双葉 健人・・・・・・小澤 征悦
波多野 君枝・・・・・・伊藤 蘭
入川 真理子・・・・・・斉藤 由貴
倉田 美月・・・・・・菊地 凛子
太田 浩隆・・・・・・堀部 圭亮
守谷 徹・・・・・・大谷 亮平
高橋管理官・・・・・・高杉 亘

脚本
丸茂 周/及川 真実/森 淳一

監督
松尾 崇

日本で生まれた殺人ウィルスとマリス・ステラ。

シャーロックは、水野亜紀子 (第1話)、椎名姉妹 (第3話)、高井義之 (第6話) らを操っていた黒幕が、海外の大学で「犯罪誘導理論」を発表しているモリワキアキラという人物あることを突き止めるが、渡航歴をはじめあらゆるデータが消去されていて正体不明のまま。調査にあたった双葉健人は「まるではじめから存在していなかったかのようだ」と吐き捨てる。

そんななか、和都はついにカメラマンの守谷と一夜をともにする。翌朝、コーヒーを煎れている時に手首のミサンガが切れたので、願いが叶ったのだと幸せな気持ちになる。
コーヒーの香りで目を覚まし「幸せな気持ちになる」という和都に、「じゃあ、いつもコーヒーの香りで起こしてあげる」と和都。刷り上がったばかりの写真集をプレゼントされて、守谷への想いがいっそう募る。

シャーロックは健人に頼まれて中東に太いパイプを持つ国家戦略担当大臣・霧島に会う。そこには日本有数の研究所・帝日化学の太田が同席していて、昨夜、強力な感染力と殺傷力をもつ殺人ウイルスが盗まれたと打ち明ける。

容疑者は研究員の手塚昭彦。恋人の倉田美月とは同棲中で、周囲には近いうちに結婚すると公言していたらしいが、現在、彼女の行方もわからない。

血清がわずか18名分しかないと聞いて「ここにいる人たちだけは助かるってことか」と笑うシャーロックに「血清の製造はまだ始まったばかりなんです。我が社の設備では一週間で100名分用意できるかどうか・・・・・」と太田。
「もし今、誰かにウィルスがばらまかれたら・・・・・・世界が終わる?」シャーロックの問いに霧島と太田は目を伏せる。
そして霧島の秘書の電話が鳴る。手塚が遺体で発見されたという。

その件でシャーロックに呼び出された和都は、後ろ髪を引かれる思いで守谷の部屋をあとにする。その時に部屋の壁に北極星――マリス・ステラの写真が貼ってあるのに気づく。

殺人事件の容疑者として追われるシャーロック。

手塚が殺害されていたのは地下駐車場で、殺人ウィルスは持ち去られていた。
手塚は頭から血を流して倒れており、死因は銃創による失血死。死後約10時間と和都は見立てたが、そこに公安の刑事が大挙してやってきて「これから後は公安が仕切る。監視結果もこっちに回せ」と言い放つ。

野次馬の整理を命じられた礼紋は、その間隙を縫ってシャーロックと和都を手塚の住居へ連れていく。生活用品の少なさから倉田美月との同棲を疑うシャーロック。和都はその部屋で守谷の写真集を見つける。来週発売されるはずの写真集が、なぜここに・・・・・・?呆然と立ち尽くすその姿を、シャーロックが見逃すはずもない。

捜査本部で指揮にあたる管理官の高橋のもとに、メールのメッセージをプリントアウトしたものが届けられる。内容は「ウィルスは我が手にある。証拠を見せる。大田区の廃遊技場に行け」。届いたのは数分前。海外のサーバーをいくつも経由しているため発信源は不明。それを聞いて柴田は捜査本部を飛び出し、礼紋に連絡を入れる。

捜査員たちは拳銃とライトを手に廃遊技場へ。暗闇のなかに照らし出されたのは、使われていないスロットマシンに手錠でつながれている倉田美月だった。その腕に注射された跡があったため、捜査員たちは後ずさりして救護班を呼ぶ。

そこへ到着したシャーロックをひと目見て、倉田美月はまっすぐに指をさす。
「この人です。この人が犯人です。この人が手塚さんを・・・・・・殺したんです!それから、わたしをこんな目に。ウィルスを打ったのもこの人です!」

はめられた。瞬時にそう悟ったシャーロックは、背後にいた柴田の拳銃を奪いこめかみに突きつける。そして確保しようとにじり寄ろうとする捜査員たちに「今ここで捜査を間違えたら、一週間後に東京は壊滅する。あんたの判断に1300万人の命がかかっている。その覚悟はあるの?」と問い、隙を見て逃走する。

わたしは正義のためなら死ねる。

翌朝9時。
警視庁のホームページがハッキングされ、犯人と思われる者からメッセージが書き込まれた。
本日20日、午後6時に記者会見を開け。
帝日化学と霧島大臣は2年前に犯した罪を国民の前で謝罪しろ。
それができなければ、午後7時にウィルスをばらまく。

管理官の高橋は、それを捜査本部で和都に見せたあと、ビニール袋に入れられた拳銃を机のうえに置いて告げる。
「手塚を殺害した銃だ。倉田美月を監禁していた遊技場で見つかった。あなたの友達の指紋が検出されている」
和都はそんなことはあり得ないと言い張るが、シャーロックが捜査コンサルタントとして警察に貢献してきた事実を知らない高橋は、聞く耳をもたず逮捕に協力しろと迫る。

使われていない教会に身を隠していたシャーロックは、その1時間後、入院治療中の倉田美月が病室から出たのを見計らって病院の屋上に現れる。
「もっと早く来るかと思った」
「嘘つき女のせいで、自由に街を歩けないの」
そしてシャーロックはこの状況について話す。
「あなたは研究者の手塚に近づいて結婚の約束をさせた。そして自分で誘拐されたふりをして犯人を装い、手塚に要求を出した。ウィルスを渡さなければ婚約者の命を奪うと。手塚はやむなくウィルスを持ち出して、約束の場所に出向いた。あなたは手塚を射殺してウィルスを奪った。そしてそれを自分の腕に注射して、あの遊技業跡に来るように警察にメールを送った。24時間以内に血清を打ってもらえることも計算通り。残りのウィルスはどこ?」

美月は眼下に広がる住宅街を眺めながら抑揚のない口調で答える。
「2年前、中東の小さな村で住民の一人が原因不明の病に冒された。病は瞬く間に広がって、村は数日で全滅。間もなく到着した医師団によって、死因は新種のウィルスだと判明した。帝日化学が作ったウィルス。帝日は、フランスの企業を通してウィルスをテロ組織に売り渡していた。村にばらまいたのは、その殺傷力を確かめるため。帝日は今もフランスの企業を通してテロ組織と取引を続けている。霧島はそれをしりながら放置している。巨額のリベート欲しさにね」

「霧島・・・・・・」
「霧島と帝日が謝罪会見を開かなければ、残りのウィルスは東京でばらまく」
「東京を全滅させる必要がある?」
美月は大きく意気を吸い込んで眉根を寄せた。
「あのさぁ!あたしたちは正義のために行動してんの!捜査コンサルタントだかなんだか知らないけど、道楽でやっている人に邪魔はさせない。おとなしく警察に捕まって」

シャーロックは声を上げて笑う。
「わたしに罪を着せたのはそのためか。甘いなぁ。あんたの嘘なんかすぐにばれる」
引き上げようとするシャーロックを見ることもなく、みづきは「そうかな、じゃあこれはどうかな」と言って次の行動に移る。

点滴のチューブを腕から外し、シャーロックの方に向き直って柵のうえに立ったみづきは「わたしは正義のためなら死ねる」と言い、下に向かって「やめてください!誰か助けて!」と芝居じみた声で叫んだあと、シャーロックに向かってにっこりと微笑むと、ためらうことなくそこから飛んだ。

シャーロックを信じないのか?

「シャーロックがみづきを病院の屋上から突き落として殺害した。目撃者が複数いるそうだ」
張り込み中の車の助手席で礼紋がそう告げると、柴田はハンドルに手を滑らせながら言った。
「悲惨な事件が起きるたび、いきいきとするあいつをみて、いつも思っていました。死体を見て喜んでいいのは、ハイエナだけだって」
礼紋は黙ってため息をつく。

美月にしてやられて教会に身を潜めていたシャーロックのサポートにきたのは、兄の健人だった。殺人犯として追われながらウィルスを奪還しようとしている妹のため、足のつかないスマートフォンを用意していたのだ。

和都は入川真理子のクリニックを訪れ、自分と自分の大切な人を守りたいから東京から逃げてほしいと頼む。真理子はそれでいい、と答え「大切な人を守るためにあなたは何ができる?」と問う。

午後になり、シャーロックは帝日化学の太田を会社の地下駐車場で待ち伏せ、拳銃をつきつけて車に乗り込む。そして倉田美月が言ったことの裏付けを取ると、これから謝罪会見を開くように霧島を説得しろと迫る。

しかし太田は「大臣が謝罪会見などするはずがない」と突っぱねる。脅迫状は半年も前から何度も届いていて、あらゆる手段を講じて揉み消してきたというのが、その理由だ。そしてシャーロックは、脅迫状を書いていたのが戦場カメラマンの守谷徹だったことを突き止める。和都が危ない。そう確信したシャーロックは和都を潜伏場所の教会に呼び出す。
シャーロックのメッセージを受け取った和都は守谷とともに教会へ向かい、和都を張り込んでいた礼紋と柴田は捜査本部に連絡をいれ、車で後を追う。

柴田の連絡を受けて動いた捜査員たちは拳銃を手に教会を包囲し、正面入り口から一気に踏み込む。礼拝堂に入ると。猿ぐつわをされた太田が柱時計に縛り付けられていて、ここには爆弾が仕掛けてあると話す。見ると確かに目覚まし時計型の爆弾らしきものがある。捜査員たちは慌てて待避するが、その途中で目覚まし時計のベルが鳴り響く。爆発音はない。「シャーロックを追え!」管理官の高橋が叫ぶ。

シャーロックは和都と守谷が教会の入り口に一緒にいるのを見届けてから、警察の車を奪って逃走する。
和都は高橋に捜査に協力するように頼まれて捜査本部へ向かおうとするが、礼紋に呼び止められ「シャーロックを信じないのか?」と聞かれて、その場から動けなくなる。

犯人が指定した午後6時が迫ってきて、健人は霧島に会見を開くよう直談判する。しかし霧島は「おれの政治生命を終わりにする気か!早くウィルスを取り戻せ」と聞く耳を持たない。

午後6時。シャーロックは、ウィルスにつながる手がかりを求めて守谷徹のマンションに侵入していた。会見がないことを知らせてきた健人に守谷の行方を追ってほしいと頼み、スツールの上に無造作に置いてあった一眼レフカメラに保存された画像から、守谷は東京駅でウィルスをばらまくつもりだと判断する。そして部屋の壁に貼ってあった北極星の写真を見たシャーロックは「マリス・ステラ」と呟いて東京駅へ向かう。

東京駅近くの路上で待機していた守谷は、車内でスマホにメッセージを残し、行動を起こす・・・・・・。

<この先はドラマをご覧ください。残り約15分です>

ちょっとだけ言わせて

今回はちょいと長くなります。
このドラマ、6話までもけっして完璧ではなかったのですよ。脚本がそうなのか、役者が言い換えてしまったのかはわかりませんが、意味の通らない台詞(今回なら倉田美月が言った「殺傷能力」とかね)が結構多いです。

構成にも難があります。物語の芯になるところ、全話を横断するラインの描き方がいかにも義務的で、コナン・ドイルの小説の登場人物を知らない視聴者でも黒幕が誰なのか、早い段階でわかってしまったと思います。

呆れたのはこのEpisode7。廃遊技場、教会、東京駅近くのビルの屋上の3度に渡り、拳銃を所持した捜査員が、空を飛べるわけでもなければ驚異的なドライビング技術を持っているわけでもないシャーロックを取り逃がすのです。ビルの屋上なんて出入口はひとつですよ?テキトーな演出は民放でやってくれよと言いたいです。

ウィルスの拡散場所として東京駅を選んだ守谷が、わざわざその場所を撮影してカメラに残していて、当てずっぽうで丸の内を歩いていたはずのシャーロックが守谷を見つけるという子どもじみた展開にもガッカリ。

それでも最終話は・・・・・・と期待したんですけどね。

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